音響パネルのセッティング 1枚目

closeこの記事は 7 年 3 ヶ月 14 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 音響パネルも無事新しいオーナーの元に旅立ちましたので,改めて音響パネル設置のノウハウといいますか,これまでの経験のまとめを書いておこうと思います。

(1)原則として,左右対称を守ること
 部屋のサイズにもよりますが,小さい部屋ほどミリ単位の調整が求められます。20畳くらいあれば,数cmの調整でも構わないかもしれません(システムと部屋によります)。

(2)パネルは垂直に立たせること
 パネルを壁に立てかけてはいけません。パネル自体がたわんでいきますし,垂直方向の拡散と水平方向の拡散を同時に1枚で行うのは非常に難しいです。欲張らずに1組のパネルをどちらかに専念させるのが良いでしょう。

(3)まずは一次反射点付近に設置して調整すること
 音場のコントロール,特に左右のコントロールをしたい場合には,一次反射点に設置することが望ましいです。また,奥行き方向であれば,Sp奥の壁の一次反射点に色々と設置してみましょう。

(4)スピーカーとの距離で調整すること
 スピーカーとの距離が近いと,音圧の影響をもろに受けてパネル自体の鳴きが発生しやすいのと,反射・拡散が早く行われるので,余韻が早く減衰するように聞こえます。距離を取れば取るほど余韻が伸びたように聞こえますが,あまりのばすと不自然なので,聴感で好みに調整しましょう。

 以上の点を考慮しつつ,うまくパネルを使いこなすと,音像定位と音場のスケール感が両立するようになります。おおざっぱにいえば,(1)と(2)は音像定位に影響し,(3)と(4)は音場のスケール感に影響します。

■ さて,次回は音楽ソースを使った調整法について。

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