理想的なリッピング方法を検討してみる 2枚目

closeこの記事は 7 年 6 ヶ月 11 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 今回のリッピング手法の発想は,出来る限りRAM上でCD-DAをWAVに変えてしまう,というものです。

▼必要な環境
○できれば8GB分のメモリ
 CDを丸ごとイメージ化するので,イメージ丸ごとで700MB,分割したファイルで700MB,最低でも合計1.4GBほどの領域が必要になります。
 ただし,個人的な印象では,メモリは詰めば詰むほど音が曇って,いわゆるノイズの影響をもろに受けた音になります。1Gと8Gで比較試聴されてみるとよいでしょう。この問題もあるので,拙宅ではリッピングマシンとトランスポートは別個独立した環境となっています。

▼手順
○RAMDISKの領域を作る
 インストールは各ソフトのインストールガイドに従ってあらかじめ済ませておいてください。設定も同様に環境に依存しますので,適宜設定してください。拙宅の場合,4.7GBがRAMDISK領域で,そのうちOS上で自由に使えるのは2.5GB程度です。
○仮想イメージ作成ソフトを作る
 インストールは各ソフトのインストールガイドに従ってあらかじめ済ませておいてください。保存先はRAMDISK上の領域にしましょう。
○仮想ドライブにマウントする
 インストールは各ソフトのインストールガイドに従ってあらかじめ済ませておいてください。
○リッピングする
 RAMDISK上にあるCDイメージをEACで読み込みます。この場合,ギャップは読めませんのでご注意を。トラック毎に正確なコピーを志向する方には向かない手法です。
 イメージは随時分割する形でよいでしょう。

 以上で終了です。細かい手法についてはいろいろなパターンを検討しましたが,おそらくかなり平均的にベターな結果が得られるパターンではないかと思います。あ,念のため申し上げておきますが,バイナリはどのような形であれ同じになります(比較しました)。かなりプラセボ度合いの高い話だとご理解ください。
 試された皆さんのご感想をお待ちしております。

理想的なリッピング方法を検討してみる 2枚目」への11件のフィードバック

  1. juubee

    >かなりプラセボ度合いの高い話だとご理解ください。
    そうですね。
    バイナリが同じなら同じ音か?ということになりますから、そもそも、リップ方法を検討する必要があるのかどうか、ですね(笑)。

    必要だとすると、ファイル自体がCDとは異なる音ということになりますから、リップして再生するよりCDを直接再生したほうが良い、ということに繋がっていきますね。

    というようなことで、この話題はPC-Audioとしては痛し痒しだと思うんですが、あまり硬く考えてもなんなので・・。

    ・RAMDISK
    8年前にCD-R焼きに1年程使っていました。その時指摘を受けたのが、PIOで動作してるよ、ということでした。その後、いろいろあって止めてしまいましたが、今だといろんなメモリーディスクがあるし、余計なことをしないのが基本だと思うので、RAMDISKに拘らなくてもいいのじゃないかと思うのですが・・。

    返信
  2. マサ

    手持ちのCDをリップし直す予定なのです。

    こちらの記事、参考になります。この方法でやってみたいです。
    そこで質問です。
    ・なぜRAM上で処理することにしたのか?
    ・CD→リッピングでなく、CD→イメージ化→リッピングとしたのか。
    是非お聞かせください。
    素人ですみません。

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  3. えるえむ

    juubeeさん,コメントありがとうございます^^
    私はリッピング時にはRAMDISKを使ってもいいんじゃないかとおもっていますが,再生時にはRAMDISKは使いません。
    なんといいますか,ノイズに弱くなった音がするんですよね。拙宅の場合,ぱっと聴きはきれいな音になったような印象ですが,反面ちょっとぎすぎすしていて細身で躍動感の薄い音になりました。
    メモリをしこたまノイズ対策すれば別の道もひらけるかもしれませんが,そういうわけにもいかないでしょうし…。

    バイナリが一緒ならPC上でデータを扱う限り一緒だ,という話については,関連する話がBlu-Spec CD試聴イベントでありましたので,後日ご紹介したいと思います。お楽しみにw

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  4. えるえむ

    マサさん,コメントありがとうございます^^
    (1)
     HDD上でも良かったのですが,RAMDISK上で処理すると音が良いという複数の方のお話がありましたので,試してみました。
     現用のリッピング用マシンにはSSDを使っていませんので,メモリ系の音を知るという意図もありました。
    (2)
     コンセプトは,できるだけ同時に複数のタスクを行うことを避け,一つ一つ分けて行うというものです。
     本来,CDから直接リッピングしますと,CDPと読み取り動作的には変わりません。
     そこで,CD-DAをCD-ROM的に読み取ることを意図してCloneCDでCDイメージを作成することにしました(本当はCloneCDがCD-DAをどう扱っているのかを仔細に調べる必要があります)。
     こうすることで,読み取り時にCD-DA→WAVEという変換をしていたのを別個に行うことができます。

     もっとも,総じて,あまりこれだという理論的根拠に基づくものではありませんので,実際に試してみていただいてからの方が良いと思います。環境次第な部分もあると思いますし…。そもそもクロックと関係ないはずの領域でバイナリが一致しているわけですから,こんなのプラセボ以外の何者でもないじゃん!というご批判はごもっともです。反論の余地はありません。
     もしかしたら全てHDD上で行う方がよいかもしれませんし,まだまだ検証不足な分野ですから,マサさんも是非色々お試しください。

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  5. マサ

    夜遅いのにお返事どうもです。
    実はやる気満々です。プレクの外付けが届き次第、
    やっちゃいます。色々試して、いい音探したいと思います。

    余談ですが、
    「[第01回] ひな形となるオーディオPCを考えてみる」を
    参考に1台作らさせていただきました。満足の出来で、
    これもひとえにえるえむさんのおかげであります。

    今後もblog楽しみにしています。
    2nd Seasonがんばってください!!!それでは!

    返信
  6. えるえむ

    >マサさん
    ひな形お役に立ったようで,なによりです^^
    所詮素人が考えることですから,こういったことは皆でわいわいやればいいと思います。
    私一人では気づかないこともたくさんありますので,マサさんからのご提案もありましたら,遠慮無くおっしゃってくださいね♪

    ひとつ前の私のコメントの文章がおかしかったので修正してあります。お手数ですが,改めてご覧いただければ幸いです。

    返信
  7. juubee

    >CD-DAをCD-ROM的に読み取る
    う?ん、どうだかw

    >お楽しみにw
    じゃまたその時にw

    返信
  8. えるえむ

    >juubeeさん
    本当に,どうだかって感じですね(爆)。こういった話は書いている本人が訳がわからないので書くのに抵抗もあるのですが,ヒューストンさんとのお約束もありましたので,勢いで書いてみました。

    私の場合聴感上はなぜか音が変わって聞こえてしまうプラセボ的不幸体質のようなので,色々と不可思議な経験はいくつかしていますw
    まぁ,得体の知れないWindowsをうわべだけいじって遊んでいるレベルですから,突き詰めた部分で理論的な根拠を求めてもしかたないという情けない事情もございます(涙)。

    高品位なマテリアルや素子を使うことはできても,それが高音質に結びつくとは限らないし,音の変化に立脚すると,その原因を特定・観測するのはとても難しいことなんでしょうね。

    返信
  9. ヒューストン

    わざわざ律儀にお約束といって、リッピングについてまとめていただき、大変にありがとうございます。

    バイナリが同じなのにどうして音が違うのか、そもそも違わないという方もいる微妙な問題ですが、経験や意見の真摯な交換ができる場が少ないので、取り上げていただけると本当に参考になります。

    まあ、そういっても論理的には何もわからず手探りですので、できるだけ多くの方の経験を伺って、自分なりに試して、好きな音を簡単に探すことができれば、という自分勝手な目的ですが。

    私の場合は、以前にもコメントしましたがCDDAをRamDiskにイメージでコピーしてそれをFrieveAudioでストリーム再生するともっとも好ましい音になります。
    RamDisk内部同士でリッピングしたWAVファイルも、最初はCDDAのストリーム再生と同じ音質になりますが、不思議とHDにコピーして保存すると違ってゆきます。
    CDDAのイメージファイルはHDに保存しておいてもRamDiskに戻すと常に同じ音で再生できるので、CDのリッピングは基本的には使用せず、イメージディスクでの保存となっております。

    なぜなのかはまったくわかりませんが、ひとつの仮説は、OS内部での処理アルゴリズムの違いがジッターの違いを招いているのではないか、というものです。

    私が追いかけている疑問のひとつに、USB機器の多数接続の問題があります。
    XPにおいては、USBオーディオコーデックを二つ以上認識させる、あるいはUSBメモリーなどを同時に多く接続すると、おのおのを多機能を持った複合機器として認識し、それ用のドライバーに変更されます。 この場合、好ましい音質に変化するので、そのようにして使っているわけですが、これも通信帯域の広域化だけではなく、アルゴリズムの変化も影響していると考えても矛盾しません。
    このUSB機器の多数接続は私以外でも認識している方がいるので、単なるプラセボとは思えないのですが、不思議な話です。

    あれこれ、訳のわからない話ばかりで失礼しましたが、要は時々こういうことについて意見交換できればありがたいということで、今回は多くのコメントも含め大変参考になりました。
    ありがとうございました。

    返信
  10. juubee

    ヒューストンさん

    RamDiskを使うと音が変わるのは、私も8年前に自分の耳で確認しています(とは言っても、私の場合はPCでの再生ではなく、そこからCD-Rに焼いてその音を確認したのですが・・^^;;)。
    ただ、これはリッピングの問題というより、再生時(または、CD-R書き込み時)の問題ではないでしょうか?

    CD業界のことはあまりわからないですが、プレスマスターのデータをオンラインでプレス工場に送る、といった、バイナリ一致=音も同じ、的な方向と、K2のように、デジタルの質をなるべく高める、方向があるのかも知れません。

    バイナリ一致までは不明ですが、CDプレス工場での音質低下は避けられないそうです。実際、プレスマスターを直接CD-Rに焼いたものと、発売されたCDとを聴かせていただいたことがありましたが、前者はべらぼうに音が良かったです。業界の人ははっきりわかっているのかもしれません。

    返信
  11. えるえむ

    ヒューストンさん,コメントありがとうございます^^
    ヒューストンさんのご経験,興味深いですね。ご指摘の手法は再生時にどのようにファイルを扱うかという話なので,OS上の負荷が問題になるのであろうと思います。

    私がエントリに書きましたことは,リッピングするときどのようにするか,その保存先をどのようにするか,ということですから,再生時のことは考慮していません。
    これは,juubeeさんがおっしゃっているような,プレスマスターのCD-Rと市販CDの比較をしたときに,前者がよかったということをエンジニアさんに伺ったことや,他の方のお勧めもあって編み出した手法です。
    もっとも,juubeeさんはおそらくCDプレーヤーで試聴されたのでしょうから,差があっても不思議ではありませんが,私の場合はリッピング時と再生時を分けていますので,ピットジッターは再生に影響しないわけですから,理論上は音が変化するわけがないんですね。
    なので,プラセボネタだと申し上げているわけです(笑)。

    返信

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