音響パネルのセッティング 2枚目

closeこの記事は 7 年 3 ヶ月 12 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

▼調整法
(1)モノラル音源を用意する
 パネル設置の調整法ですが,ステレオ録音のソースは定位がセンターにきている保証がないので,モノラルソースを用意します。PCをおもちでしたら,音質はともかくとして,LRをモノラルに合成したソースを作成するとよいでしょう。
 モノラルソースは,特定の信号ではなく,音楽を使った方がわかりやすいです。個人的に最近役に立っているのは,クラムボンの『てん、』(2枚目のモノラル盤の方)です。録音評価はかなり割れているようですが(モノラル音源自体J-POPでは滅多にないですし),とにもかくにも便利ですね。個人的には録音は悪くないと思います。楽器の分離感が結構際立っているので,調整はしやすいですね。

(2)ケーブルのLRを入れ替えながら調整する。
 実は,モノラルソースでLRのケーブルを差し替えただけでも音像が右に左に寄ってしまうことがあり,トータルでリスニングポジションにおける左右のバランスを整える方法として最近行っているのが,適宜ケーブルのLRを入れ替えてモノラルソースを聴きセンター調整をする方法です。

 本来電気的にSpからの音が左右で全く同じであればこのような問題は生じないはずですが,モノラルアンプの個体差やSpの個体差があるケースもあります。もちろんSpのセッティングに問題がある場合もあるでしょう。さらに左右のレベル調整用の連続可変ボリューム内蔵の機器を使っていると益々苦しいわけで…。
 アンプまでであれば,テスタ等でアンプまでの出力が左右同一であることを調べるのが確実ですが,なかなかそういうわけにもいかない場合もあります。そこで,これをSpセッティングの見直しと音響パネルの位置調整でコントロールしていきます。

 音響パネルは音像定位に露骨に影響しますので,パネルの角度や位置を微妙に調整することで,LRのケーブルを入れ替えても同じセンター定位が得られるようにしてみてください。
 LR正でまず調整し,その後LR逆にして調整し,再度LR正に戻すと,おそらく驚かれる方もいらっしゃるのではないかとおもいます。LR正で普通に調整していたときには得られない定位の良さ・音場のきれいさが感じ取れたら,しめたものです。

 以上,えるえむ流音響パネル調整術でした。皆様のお役に立ちましたら幸いです。

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