えるえむ的ポータブルオーディオ選び:4本目

closeこの記事は 7 年 17 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 私的ポータブル環境まとめの詳細,第4回です。今回はポータブルヘッドホンアンプ(以下,PHpA)について。

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▼PHpA
 PHpAの効能は一言では言えませんが,比較的変化しやすいのは低域の立ち上がり・立ち下がりと音中高域のスピード感・アタック感でしょうか。
 ホームオーディオの場合もそうですが,アンプに物量がかかってきて顕著に駆動力が向上してくると,ふくらんでぼけている低域が締まって骨格感がでてくると同時に,低域の音程も判りやすくなってきます。ポータブルでもそこの部分はかわらず,IE-40の場合,一番顕著でわかりやすいのは低域の質感の変化でした。

 他方,案外難しいのが,艶や音色の濃さを出すことのようで,今まで聴いたPHpA10機種程度のなかでは,この点で評価できるものは少ない印象です。大抵のPHpAはHiFi調といいますか,アタックを硬く強くしたものが多いので,ちょっと違和感のある音作りが多い気がします(この点での違和感が少ないのがPMA)。
 確かに,音像を細身にしてアタックを鋭くすることで定位感は得られるのですが,ホームオーディオでの定位や音場とポータブルでの定位や音場は別種目(某氏の名言)です。ホームオーディオから入った方はあまり過剰な期待をされないほうがいいでしょう。

 ちなみに,現時点で個人的に好印象な市販PHpAは,フル充電時のPMAと,Hiゲイン時のiQubeV2SEです。ひねりがなくてすいません…。PMAは芳醇な音作りで安定感のあるサウンド,iQubeV2は現代的で品格のあるサウンドです。各アンプのレビューはまた別のエントリでできればと思っています。
 あと,個人的には,ポータブルヘッドホンアンプのwikiの一部のレビューは結果的にあまり参考になりませんでした。使っているDAPやイヤホン・ヘッドホンが明記されていないケースが多いのと,ややオーバーな表現が見受けられる印象です。やはり試聴してなんぼなところがありますね。それがなかなかできないから,結果的にたくさんPHpAを買い込んでしまうケースが多いのでしょうけれども。
 ポータブルはどこまでいってもポータブルですし,ヘッドホンはどこまでいってもヘッドホンです。工業製品として,そもそもの目的と手段から脱却するものではありません。ホームオーディオも同様ですが,工業製品で奇跡は起こりません(笑)。この点は忘れないようにしたいものです。

■ というわけで,ポータブルオーディオ環境について,つたない現時点でのまとめをしてみました。半年後にどの程度変わっているのかが楽しみですww ホームオーディオとポータブルオーディオの比較とかもネタとしてはあるんですが,いまいちまとまってないので,しばらくしたら投稿してみようかなと思っています。両方楽しまれている方はどのようにお感じなのでしょうか?

えるえむ的ポータブルオーディオ選び:4本目」への2件のフィードバック

  1. NTZ

    えるえむさん、こんばんは。
    私の提示したいくつかのアンプを気に入ってもらったようでニヤリと言ったところでしょうかw。

    個人的にはホームオーディオでは確固とした好みの音を確立してあるために、ポータブルではイヤホン、ヘッドホンだけでも変わることから気分や状況(荷物になってもいいかどうか等で)で使い分けれるようにいくつか用意しているという感じですね。
    また今ではショップでもPHpAがそれなりに試聴できるようになりましたが、やはりそうでは無いものもありますから気になったらとりあえずは手に入れてから考えようという姿勢ですねorz

    返信
  2. えるえむ

    NTZさん,コメントありがとうございます。
    いやー,こんなにはまる予定ではなかったんですが…(涙)。
    やはり持つべき物は趣味仲間ということでしょうか…。

    確かに,ポータブルは買ってみるまでわからない,聴いてみるまでわからない,という要素が強い気がします。今が黎明期だからでしょうか。
    ポータブルアンプを輸入して販売しているお店がいくつかありますが,視聴環境をそろえてくれると,手数料として利益を乗せてもあまり文句も言われなくなるかもしれませんね。

    私はまだ使い分けの域には達していませんが,いずれイヤホンを複数持つようになったり,音楽によってジャンル分けしたりするようになるのかなぁ…。そんな面倒くさいことはしたくないのですが(苦笑)。

    返信

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