Afplayを使ってみる その1(Macでオーディオ入門編)

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さて,前回のエントリにて,Macをプレーヤーとして利用する場合のアプローチには2通りあるとご説明しました。今回はそのうちのひとつ,ビットパーフェクトを徹底させるためのアプローチについて見ていきましょう。

まず,Mac OSのCoreAudioの場合,ビットパーフェクトを達成するのは比較的容易です。そもそも思想がASIOと殆ど変わらないといわれているくらいで,特に何も設定をしなくともビットパーフェクトは簡単に実現します。
ただし,これは特定のbit数,サンプリングレートの音源を連続して再生する場合に限られる,ということに注意しなければなりません。MacのAudio MIDI設定の場合,標準状態では音源に合わせて出力するbit数やサンプリングレートを変更してはくれません。
実際,標準的に使われるiTunesを一般的用法で使用する場合,Audio MIDI設定は音源によって自動的に変更されるということはありません。

これはDTM的な発想では余り違和感がない措置で,ユーザーが固定した出力方法でどんなファイルも取り扱うことで,外部との同期等々の問題を単純化し,オペレーションのミスを減らす,という意図があるのだろうと思います。例えばDAWソフトウェアの場合も,音源のフォーマットによって設定が変わるといったことなく,プロジェクトファイル毎に出力する環境を設定した上で,あらゆるファイルはその設定に沿って再生されます。
とはいえ,リスニング用途であればこういった措置はあまり嬉しいものではなく,出来れば切り替えて欲しいものです。PCオーディオがハイビットレート音源を再生するのに便利であるという側面から推進する立場もあるわけで,こうした様々な形式の音源にスムーズに対応する機能が再生用ソフトウェアには求められています。

こうした需要に加えて,Windows OSを使ったPCオーディオの流れであるところの,OSをシンプルに使う,再生プロセスを単純化する,という思想が加わることで,Mac OSにおけるシンプル再生主義は形成されています。

以上のような次第で,Macのビットパーフェクト再生系ソフトウェアの特徴としては,(1)出力フォーマットを音源に合わせて変更する機能,(2)再生するにあたってのプロセスをより短縮する機能,の2つが備わっているといって良いでしょう。

というわけで,iTunesの連携ツールとして公開されているAfplayの話をしようと思いましたが,長くなりましたので今回はこの辺で。

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