Blu-spec CDを聴く 2枚目

closeこの記事は 7 年 5 ヶ月 23 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

▼Blu-spec CDの技術的特徴
【Q】高分子ポリカーボネートとありますが,ポリカーボネート自体が高分子素材ではないでしょうか。その趣旨はどのようなものでしょうか。
【A】通常のCDに比べて,高分子度の高い素材を使っています。Blu-spec CD用ポリカーボネートは,通常CDのものとくらべて,成形条件は厳しいものの,成形条件を満たせば成形がしやすいことが特徴で,きれいなピットを作ることが出来ます。

【Q】ピットジッターは具体的にどの程度減るのでしょうか?
【A】たとえば,ガラスCDはポリカーボネートCDに比べてピットジッター値が低いのですが,同じポリカーボネートのCDである通常CDとBlu-Spec CDとを比較しても,測定限界以下程度の違いしかありません。

【Q】ブルーレイレーザーダイオードと光ファイバーを使ったカッティングと,高分子ポリカの採用以外に取り組んだことはありますか?
【A】CD生産上の取り決めのなかできる限りですが,他にも品質向上につながることを実践しています。たとえば,CD表面の膜厚を通常CDに比べて厚くしてあります。テスト用に4種類のCDを作り,比較視聴して複数のエンジニアが好ましいとした数値をもとに調整してあります。

【Q】製品テスト時にはどのようなソースを使って試聴されましたか?
【A】スタジオではボーカルの質感を重視しました。よくリファレンスで使われたのが,郷ひろみのCDです。スタジオでチェックする限りでは,より生の声に近い音になっています。

【Q】SACDハイブリッドディスクと通常CDとではどちらが高品質ですか?
【A】ハイブリッド層は半透過となっているので信号の乱反射が多く,ディスクの品質としては通常CDのほうが高品質といえます。

【Q】Blu-spec CDは楽曲やジャンル毎に相性はありますか?
【A】特定の曲やジャンルを基準として音作りをしたわけではありませんので,得手不得手はなく,あらゆるジャンル・楽曲で高品質化できると考えています。

■ つづきます。

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