B&W 802Diamond&TAD D600を聴こう!

closeこの記事は 6 年 8 ヶ月 4 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 さて,昨日のエイプリルフールネタは楽しんで頂けたでしょうか。エイプリルフールといったところで,皆さんに迷惑をかけるのは本意ではありませんから,毎回さじ加減が難しいです。今年は某氏のアイデアを活用させていただきました。某氏には改めて御礼申し上げます。

 話は変わりまして,なんと,ダイナミックオーディオ5555の4F HAL3にて,B&Wの新型スピーカー802 DiamondとTADのSACDプレーヤーD600が来ています。特に,D600は11日までのレンタルとのことでしたので,気になる方はお早めに。
 また,個人的には,音展2009でお話することが出来た方とお会いすることができ,また色々とお話させていただくことができたのがうれしかったです。いやーオーディオ好きな方で素晴らしいですね。見た目お若い方なのですが,実はXX歳ということでびっくり!しかも,既に技術者として相当のキャリアをお積みになってらして,二度びっくり!

 というわけで,簡単に802DiamondとD600の感想を。

▼802Diamond
 従前のB&Wのサウンド傾向とは結構路線が違う音。802Dでは中域から上と低域とのつながりが悪く,ロハセルウーファーの音が間怠っこしく感じられることがありましたが,新型ウーファーはかなり地味な音質傾向で,帯域ごとのつながりが非常に良好になっています。
 中低域のボリューム不足がやや気になりましたが,新品でウーファーのストロークが足りないことを差し引いて考えれば十分ではないかと思います。下手に低域の量感を狙いにいかなかったことは,比較的部屋が狭い日本の住宅環境においてはプラスに働くことでしょう。
 圧倒的なのは中域?高域の定位感です。音離れも非常に優秀ですが,CDによって多彩に変化する音場(広くも狭くもなる),微動だにしないセンター定位,左右に振ってある音像の定位,どれをとっても素晴らしいですね。おろしたてとはとても思えません。
 また,中高域の分解能が極めて高く,録音の状況が手に取るようにわかります。新型Diamondツイーターと新型ケブラースコーカーは,広帯域化に成功したことも相まって予想以上のブラッシュアップを遂げたといえるでしょう。

▼D600
 TAD以外のシステムではじめて聴きましたが,中域の表現力に注力したことがわかる音作りです。いわゆるHi-Fi調な,悪く言えばドンシャリ系の音作りではない点に特徴があります。ワイドレンジなSTUDER A730っていう感じでしょうか。
 中域の存在感(単純な密度感とも違います)がありながら,高域の抜けの良い細やかなサウンドは,試聴会でぱっと聴きではあまり良さが伝わらない地味な音かもしれませんが,ハイエンドオーディオを一周して,「最近のプレーヤーはなんだか同じような音作りでつまらない」といったもやもやを抱えている方におすすめです。O崎さんは一度は聴くべき。
 低域も力強く,それでいてハイスピードですね。単体プレーヤーとしてここまで音質のバランスのとれたプレーヤーが登場したことは素直に喜ばしいと思います。他機種とこまめに聞き比べるのではなく,じっくりと聞いて良さを体験して頂きたいタイプの機器ではないかと思います。
 やや大型で電源部とあわせての設置が難しいという点はありますが,日本メーカーらしい理にかなった実直な設計思想でありながら,日本ブランドにはなかなかないプロ機よりの音作りです。
 むしろ,音楽制作現場に売り込みに行くほうがいいんじゃないかという気がします。某大手スタジオさんはA730のストックを持ってたりするようですが,そうはいってももうそろそろ限界でしょうし。

 以上,ざっとですが,簡単な感想でした。週末はDiamondシリーズの比較試聴会があるそうですので,D600を使ったデモになるかもしれません。お時間とれそうな方は,足を運ばれてはいかがでしょうか。

B&W 802Diamond&TAD D600を聴こう!」への2件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title="" ktai=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">