ネットワークDACについて考えてみる(5)

closeこの記事は 9 年 6 ヶ月前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

いよいよ最終回です。

▼Phileweb記者の言(青字で表記),
>たしかに、音楽をとぎれさせてはいけないCDプレーヤーの場合、いくらかのバッファーメモリーを与えられているにせよ、ピット上に刻まれたデジタルデータの読込み直しには限界がある。

限界があるとおっしゃってますが,多分記者さんはその理由をきかれたら答えられないとおもいます。私は基本的にバイナリ的な意味合いでは理論的に完全に読めているケースがほとんどだと思っています。
ただし,CDに記録されたピットの品質でもジッターカウンタというのがあるそうで,ディスク毎にジッター値は異なるようです。その意味で厳密な意味では各CD毎にデータの状態は異なるようです。

>もちろん、パソコンにて一般的に行なわれているリッピング作業のような48倍速などの高速読出しは行なわず、等倍速以下まで効率は落されるが……。

多分リッピングソフトをあれこれ試したことがないんだろうとおもいます。もしくは,ものすごい古いCDRドライブを使用してリッピングしているとか…。でも等倍以下で読み取るなんて昨今聞いたことがありません。そもそもそんな古いドライブ使ってしまうと,レーザーピックアップが大抵へたってしまって初期性能から明らかに劣る状態になっているはずです。
まぁ,そもそも主語が抜けているので,雑誌媒体にあるまじき悪文といわれても仕方がないかもしれませんが。

>また、そうしたアプリケーションを使って音楽CDからパソコンのハードディスクあるいはNASにデータをコピーする作業は、これまで一般的に行なわれてきたそれとは違い、ドライブの速度とはほぼ関係なく、相応の時間が必要であることを了解しておかなければならない。それは、CDのピットをもれなく救い上げようという意図からくるものであり、一定範囲に収まるまで、トレース作業が繰り返されるためである。

これ自体はあってますが,前述の内容とかぶっていてやはり記事としてはあんまり美しくないですね。あと,相応の時間と書いているあたりで,多分LINNの人から時間かかるといわれたのをそのまま書いているだけでしょう。
試しに手持ちのCDをEACのもっとも厳しいモードでリッピングしてみました。バースト取り込み(もっとも高速)で18倍速,セキュア取り込み(EACが推奨する取り込み)で5.2倍速でした。使用したドライブはPlextorのPremiumです。今はPremium2というもっと優れたドライブがあります。
さて,「相応の時間」ってどのくらいなんでしょうねぇ^^;

以上,いろいろとつっこみどころのある記事でした。まぁ,検証する時間もないんでしょうし,全部メーカーの方とか代理店の方が言ったことを伝えているだけなのでしょう。代理店の方はもう少し特集記事の内容のチェックをされた方がいいように思います。ブランドイメージって大事ですからね。

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