dCS 95xを振り返る。

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 お借りしていたdCS 95xを某氏にご返却したのですが,色々と勉強になりました…。ありがとうございました^^

▼非常にインパクトがあったことがいくつか。
○プロ機とコンシューマ機では音作りが全然違う。
 中域の色濃さ,鮮やかさのプロ機,ハイエンド的色彩のコンシューマ機と,方向性は似ているようで全然違いました。

○プロ機は電源の投入タイミングで音が変わりすぎ。
 コンシューマ機でも同様らしいですが,プロ機はことさらに差がヒドイです。どうもクロックの位相差の問題らしいのですが,ジッターカウンタで実測しても数値として差が出る程に,タイミングは重要なようです…。悲しいことに,タイミングがベストかどうか測定するために必要な計測器が80万円もするんですよね…。聴感で何とかするしかないのでしょうかw

○プロ機はむやみにアップサンプリングしないほうが良い。
 44.1kHz入力の魅力を知ることができたのは収穫でした。
 ことPCMにおいては,アップサンプリングに理論的優位性はほとんど無いとは思っていましたが,理論は理論,聴感は聴感で,現状において聴感上ベストな選択をすべき,という方針な私としては,アップサンプリング時の音質傾向の方がこれまでは好ましかったため,DAC64では主にアップサンプリングして使用しておりました。
 しかし,今回dCSのプロ機をお借りしてみると,44.1kHzがどう聞いても良い…。うーむ。

▼結論
 やはり,買えない物を自宅試聴すべきではない,という当たり前の結論に達した次第です(爆)。

dCS 95xを振り返る。」への2件のフィードバック

  1. キン肉マン

    音質を考慮した場合スタジオではアップサンプリングは必要ないですからね。
    異なるサンプルレートの素材を扱う場合に必要悪として使うのです。
    例えばマスタリング時にアップサンプリングを音作りの一環なんて理由で
    使ったら間違いなく客に怒鳴られます。

    それにしても買わないんですか、dCS 95x?

    返信
  2. えるえむ

    >例えばマスタリング時にアップサンプリングを音作りの一環なんて理由で
    >使ったら間違いなく客に怒鳴られます。

    そりゃそうですねw

    >それにしても買わないんですか、dCS 95x?

    dCS 95x,いいんですけどねぇ…。
    操作性は今まで扱ったもののなかで最低でしたw
    ちょっとしたファミコンの隠しコマンド気分ですね(笑)。
    うーん。まだまだDAC探しの旅は続きそうです…。

    返信

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