ホームオーディオとポータブルオーディオ,それぞれの長所を探ってみる

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どちらもそれなりに気合いを入れて取り組んだ場合の話です。もちろん程度問題ですので,おおざっぱな傾向だと思っていただければと思います。

○ホームオーディオ
・定位(フォーカス感)
・音場
○ポータブルオーディオ
・音数
・解像感

▼音の細かさはイヤホン・ヘッドホン環境が圧倒的に有利
やはりポータブルオーディオの最大の特徴は,そこそこの投資で高い分解能,正確にはロスの少ない音を楽しむことができることに尽きると思います。
実際には送り出し機器の情報量もそれほど多くはないので,音像の密な部分を表現しにくいという課題もあるのですが,それ以上にロスが少ないので,細かい部分を評価すると,いまいち気合いが入っていないホームオーディオではロスして聞こえてこない音がたくさん聞こえてくることがわかります。
正直,数百万投資していても,音数がトータル10万程度のポータブル環境に負けることは大いにあり得ますw 私のところもセッティングに失敗するとそうなります(爆)。

問題は,この音数は多いけど実体感に乏しくなりがちなイヤホン・ヘッドホン環境の音というのをどのように考えるかです。
たとえば音の細やかさを判断する際に,よく残響成分の表現を基準とするケースがありますね。「余韻が伸びた!→だから解像度が高い」みたいなロジックです。こういう判断手法ですと,イヤホン・ヘッドホン環境は大変解像度が高いということになります。
しかし,確かに音は細かいのですが,個人的には密度感はさほど無いように感じられるのも事実です。まぁ,曖昧な感覚を比喩的に表現しているだけなので,断言はしにくいのですが…。
一度据え置き型機器と据え置き型ヘッドホンアンプでイヤホン鳴らしてみるしかないかな(汗)。

ホームオーディオで10万円程度のポータブルオーディオが表現する細やかさを出し切るには,相当の物量(100万円くらい?)をかけたうえに,セッティングにかなり気を遣う必要があるでしょう。
このロスの少なさは,据え置きシステムとヘッドホンを組み合わせた場合に最大限に効果が発揮されるように思います。こうなると,ルームチューンを入念にしたハイエンドシステムでもなかなか太刀打ちできないかもしれません。

▼定位・音場に三次元的な立体感を求めるとスピーカー環境が有利
反面,イヤホン・ヘッドホン環境での定位や音場表現はスピーカーのそれと比べて相当隔たりがあります。イヤホン・ヘッドホン環境は前後感の表現が非常に難しいので,三次元的な定位や音場を演出するのは非常に厳しいものがありますね。
もちろん,日本のリスニング環境ですと,ステレオイメージを作るところまでセッティングを煮詰めきれないケースや音量を上げられないケースも多々あるでしょうから,そういう場合はイヤホン・ヘッドホン環境のほうが良いこともあると思います。
しかし,最低限ステレオイメージを作ることさえできれば,音場についてはスピーカー環境のほうが有利なのはいわずもがなです。定位については,Spで出せる定位とソース機器で出てくる定位は異なりますので,オーナーの腕次第なところはありますが,入門機でも十分楽しめると思います。

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  1. ピンバック: 白髪犬

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