indra XLR β紹介

closeこの記事は 10 年 4 ヶ月 15 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

▼PROFILE:
 日本のハイエンドケーブル情勢というのはわりと特定のブランドに人気が集中することがおおく(その理由は触れませんがw),90年代後半がPAD時代だったとすると,2000年あたりからはESOTERIC(ACROLINK),NBS,NORDOSTの三強時代だったように思います。そこに,インターコネクトケーブルIndraをひっさげて一躍有名となったのがStealth Audio Cablesです。
 Stealthはベータテスター制度により,試作品を廉価にテスターに譲渡し,フィードバックを得ることで,製品のブラッシュアップを図るという,今までに有りそうでなかった手法により,ケーブルの精度を上げています。Indraは中でもStealthのトップエンドモデルとして,アモルファス構造のレアメタル合金線を使用したケーブルです。

▼音質傾向:
※本項目はIndra製品版ではなく,ベータ版の傾向を示しています。製品版の傾向とは差異がありますので,ご了承ください。
○圧倒的な情報量
 とにかく今まで聞こえてこなかった弱音が聞こえてきます。

○粒子感を感じない程の密度感
 高解像度のケーブルになると,それまで潰れていた音の粒子感が目立ってくることがあるように感じられますが,Indraβは解像度と情報料のバランスが秀逸で,全く粒子感を感じさせません。

○さわやかな音色
 秋晴れの空のような,透き通っていてさわやかな音がします。やや暖色系で適度に艶があり,決して冷たい音ではないのですが,それでいて曇った感じがせずに高域が抜けきってしまう点が不思議です。

○強烈な支配力
 実はどのシステムにいれてもIndraβの音にはなるようです。従って,ナチュラル傾向の音ではありますが,支配力というか,音の個性は弱くはないのではないでしょうか。まぁ,どのケーブルにも固有の音色はあるわけで,高いケーブルだから色づけがないということもありませんし,逆に安い価格帯のものだからといって支配力が弱かったり,無個性であるとは限りません。

○軽やかな空間表現
 空間表現は非常に上手で,音場も密度を保ったままきっちりと広がってきます。それでいて抜けきるので,音場の見通しも良好です。

○課題となるのは音像の実体感
 やや音像の密度感を出すのが苦手というか,Indraβは空間と実体の境界線をくっきりはっきりと描くタイプではありませんので,音像の際だち重視の場合には,他のケーブルで補正する必要がありそうです。

▼その他のコメント:
 私が所有しているのはβ版なのですが,β版が日本市場に流入するのを嫌った代理店側の要請で,今は並行輸入自体がかなり制限されているようです。

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