一足早いクリスマスプレゼント的なP3cを聴く

closeこの記事は 6 年 11 ヶ月 9 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 皆様メリークリスマス!雰囲気もちょっと変えてサイトのデザインもクリスマスモードに突入です!私の方はといえば,iBassoから最強ポータブルヘッドホンアンプ(母機)として名高いP3cが到着しまして,一足早いクリスマスプレゼントを楽しませてもらっています。
 簡単に申し上げると,iBassoという中国のポータブルオーディオを主力製品とするメーカーに製造委託をして,日本の有志の方が改造しやすくて音の良いポータブルヘッドホンアンプ(P3cことfi.Quest)を作っちゃったよという話です。
 というわけで,早速到着して早々の音の感想を。

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▼使い勝手等
○ACアダプタは巨大&重いが,本体は思ったほどでもない
 これはたぶんトランス式ACアダプタですね。2000mAてw fi.QはACアダプタが恐ろしく重いせいで,むしろ本体は軽く感じられます。手で持つと確かにP3c本体も重めではありますが,持てないということもないですし,通常は腰のポーチとかバッグとかにいれるでしょうから,実用上は問題ないでしょう。
 ていうか,なにこれ。ACアダプタというより普通の安定化電源ですよw

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○残留ノイズは私にとっては許容範囲内
 IE-40で聴く限り,P3c量産タイプの残留ノイズは若干ありますが,気にならないレベルですね。あってもノイズの周波数分布が高くない感じ。まぁ,私はAyreの残留ノイズすら気にならないですが(ぉ
 ゲインは当たり前ですが,ゲインHIGHが最も残留ノイズが多く,IE-40だと気になります。MIDだと私は気にしないレベル,LOWですと一般的に問題ない(ノイズに敏感な方は無音時に気になるかも)レベルでしょう。
 私の場合,あくまでポータブル機器としての評価ですから,残留ノイズそのものは移動中に音楽を聴く限りは殆ど問題にならない以上,さほど重要視しません。もちろん,微細なニュアンスが求められるクラシック音楽はポータブルではそもそも聴きませんし,Jazzも非常に限定された曲のみ聴きます。移動中はほとんどPOPSとか打ち込み系のハウス・エレクトロニカとかですね。
 あ,もちろん音質を評価する際にはありとあらゆるジャンルを混ぜた評価用の曲を静かな室内で聴いておりますので,ご心配なく。

○ギャングエラーはほとんど無し
 ギャングエラーは私にはわからないレベルですね。素晴らしい!余談ですが,わたくしセンター定位を病的に気にするのですが,P3cは恐ろしくセンター定位がしっかりしてます。今まで試聴したポータブルヘッドホンアンプの大半はどちらかによって聞こえていました…。これだけでも嬉しいw

○PowerLEDが非常にまぶしい
 思わず,「うお!まぶしっ!」と言わざるを得ない感じの光り輝く白色LEDです。

音質傾向
 とにかくバランスの良い音。中国製っぽくない質感の良さが光ります。中国製オーディオってどうにも音が全体的に薄くて重心が高めのサウンドになりがちですが,そういった印象はないです。このあたりは設計者であるコテ氏の手腕を感じさせます。
 エージングもへったくれもないですが,早速ゲインとBASSブーストを組み合わせて試聴しました。個人的にはLOWよりMIDのほうが好みですね。音質がよいというよりも,音楽の表現の仕方が好き。リズム隊がよりリズミカルに感じられるからでしょうか。
 LOW+BASS+3dB(1kHz以下)か,MID+BASS OFFが好きかなー。ただし,
BASSをONにするとやはり曇った感じが若干します。個人的には低域が嘘でもいいから質量感(≠量感)とレンジがあるといいかな?。あとはリズム隊の躍動感かな。

【低域】
 低域の量感はあまり感じられないタイプで,すっきりとしたサウンドが持ち味ですが,その分打ち込み系の低域(正確には中低域)は歯切れが良くていいと思います。立ち下がりの良さが低域の混濁感の少なさにつながっていますね。

【中域】
 中域?中低域の楽器も遠くなることなく,太いとは言えませんが音痩せしている感じはありません。なかなか良いバランスではないかとおもいます。
【高域】
 量産機は試作機(あと改造機)よりも音が若干柔らかい感じがしますね。
歪み感は非常に少ない印象なので,このあたりが影響しているのかもしれません。特に高域のピーク感の無さはちょっと驚くべきレベルかと思います。耳に優しいな?と感じたポータブルヘッドホンアンプは初めてです。
【音像定位・音場】
 ゲインMIDのときの音像定位の立体感はかなり好ましいです。ゲインLOWですとちょっとだけですが平面的になります。音像そのもののフォーカスは良好で,膨らむ印象はありません。魔改造バージョンは少々パルシブな方向に行きすぎているかな?という印象もあるのですが,ノーマルバージョンはそういった印象が全くないですね。
 音場については比較的広めで,散漫な印象を受けないギリギリのラインかな?という気もします。ポータブルで出せる音場という意味では不満はないです。驚くほど広くはないけれども充分に広い音場といえるでしょう。

▼とりあえずのまとめ
 到着してすぐの状態であることをお断りしたうえでの結論としては,音質的な観点であれば誰にでもこれを薦めて安心なレベルです。
 ハイエンドオーディオをお使いの方なら,あと少し聴感上のS/N感を上げたいと思われるかもしれません。音像・音場の透明感というか。そこは改造モデルでうまく調整していきたいですね。

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