PCオーディオにおける再生フォーマットとマシンパワー 補遺

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 前回,DTMの世界では低レイテンシ=正義だと言及しましたが,わかりにくいかもしれないので補足します。

 DTMの世界においては,レイテンシは音信号やMIDI信号の遅延として問題になります。
 これだとどういうことかわかりにくいですが,要するに,シンセひいたら鍵盤を叩いた後に音が出る,ギター弾いたら弦をはじいた後に音が出る,ということです。演奏をしない方でも,これは微妙だ…とお思いになることともいますが,演奏する方にとっては死活問題ですね。とにかく非常に気になるという声が多いです。
 このように,伝統的には(そして現在も),オーディオインターフェースのレイテンシはこうした演奏時の音の遅れとして問題になっているため,とにかく低レイテンシの環境が望ましいわけですね。

 逆に,DTMの世界では,レイテンシの大小で音が変わるといった議論はほとんどされていません。
 これは,実用性の問題の方が遙かに大きいのと,仮にレイテンシで音が変わるとしても,音そのものを加工した方が遙かに大きく変化させられ,また細かい変化をつけることが可能であり,レイテンシによって音を調整すること自体がナンセンスだからです。

 他方,こと聴き専の場合には,レイテンシの大小は実用上全く問題になりませんから,これで音の変化を楽しむというのも趣味の世界としてはありだとおもいます。ただし,オーディオマニア同士の会話のノリで,DTMの方に「レイテンシで音が?」とはあまり言わない方が良いとは思いますが(爆)。

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