「信じること」と「理解すること」

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 若いオーディオ好きな方に多い気がしますが,各種音楽再生技術について「理解」してるとお思いの方いらっしゃいませんか。技術系の話というのは,得てして理論通りにいかないこともありますし,人間の感性はすばらしいものがあるので話がややこしくなるのですが,この話はそうした事とはちょっと違って,「理解している」と「信じている」は違うということです。

 デジタル領域でバイナリ値が一緒であれば音は変わらないとか,エラー訂正があるから大丈夫とか,特にデジタルドメインでの議論ではありがちな話ですが,こうした話からオーディオネタに結びつける方のうち,実際どれほど信号の挙動を「理解している」方がいらっしゃるのでしょうか。

 技術系の話の多くは,分野が同じ技術畑の人でなければ理解できないことというのもあって,ほとんどの場合は,話のさわりだけ聞いて納得して「信じる」のだと思っています。「理解する」ということは,それだけ高度で知的で難しいことのように思われてなりません。

 もちろん,私は理解してるのだ!といった大それた事を申し上げるつもりもなく,当然「信じる」ことばかりです(汗)。その分,疑ってかかることが必要だと思っていますし,だからこそあれこれと技術系の話に首を突っ込むのですが…。
 私は,感じる事をオーディオ仲間の皆さんに伝えてああだこうだと話し合うのが楽しいわけで,明確な嘘が見抜ける程度に見識を持っていればそれでいいかなと思っています(笑)。

「信じること」と「理解すること」」への2件のフィードバック

  1. hyro

    ワタシも気を付けますw ハイ。

    技術系の議論においては、真に理解の進む方は多分そうだと思うんですが、
    「ひとつ理解すると十の不思議が頭に浮かぶ」ものです。
    特にブラックボックス化された現在の高精度なデジタルオーディオにおける
    基礎知識の量はほぼ一生掛かっても網羅することは難しいかも知れませんね。

    ワタシが探求している時間軸精度というのはデジタルのほんの一側面に
    過ぎません。デジタル伝送理論に関しても、実はアナログ伝送と全く異なる
    訳ではありません。

    ワタシも常々「なんで? どうして?」の繰り返しですよw

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  2. えるえむ

    hyroさん,コメントありがとうございます^^
    hyroさんは真摯に課題に向き合われていると思いますよ^^

    >「ひとつ理解すると十の不思議が頭に浮かぶ」
    だからこそ,本当に理解している方は少ないのでしょうね。
    私のエントリの核心部分は,理解したつもりになっていることに対する警鐘ですので,虚心坦懐,分からないことは分からないと素直に認めることが大事かなと思っています。

    返信

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