モニターライクな音

closeこの記事は 9 年 8 ヶ月 15 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 最近音楽製作畑の方とたまにお話しする機会があったりするのですが,その中で徐々にわかってきたことがあります。皆さんは「モニターライク」な音といわれて,どういう音を想像されますか?

 音楽製作に携わる方々とお話をしていると,彼らにとって違和感のない音(すなわちスタジオライクな音)と,オーディオファンが想像するモニターライクな音というのはかなり乖離があると言わざるを得ません。
 「モニターライク」というと,オーディオ好きな方でしたら無色透明な音,色づけの無い音をイメージされると思うのです。しかし,どうも業界の方がスタジオっぽいと感じる音というのは,もっと艶やかで色彩感豊かでエネルギッシュでノリの良い音であり,さらにいうと,聴感上ナローレンジな音のようなのです。これって,どちらかというとオーディオ好きな方が色づけと判断している部分ですよね。

 私は本格的な録音・編集スタジオに出入りしたことはありませんから,大上段に構えてあれこれと申し上げることは出来ませんし,するつもりもありませんけれども,どうも,オーディオ雑誌やAV雑誌にでてくるような「モニターライク」な音こそ,オーディオ的な音に思えてなりません(笑)。

 一番の問題点は,オーディオ評論家と称する方々の一部が,音楽製作現場のシステムの音をちゃんと聴いているようには見えないってことかもしれません。まぁ,オーディオ評論家なるあやしげな人たちにスタジオの敷居をまたがせてあれこれ批評されたとあっては,それこそ音楽製作業界からさげすまれてしまうかもしれませんが(笑)。ただ,このあたりのプロ意識が逆にまずいようにも思えますけどね。

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