凄く不思議なのですが

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 最近,CFRPのインシュレーターやボードでカーボンの比率が高いから音質上優れているのだと主張しているメーカーがあるようなのですが,どうやって実現したのか非常に興味があるところです。
 というのも,国内でロット数が少なくても作ってくれる大手のCFRP成形メーカー曰く,釜で圧力をかけながら焼くのでどうしても圧力コントロールが均一にはならないし,ましてや,カーボンの比率が80%なんてまず無理で90%超えなんて不可能ということのようですが…。まぁ,私がそういうことを教えて貰えていないという可能性もありますね(爆)。

 ちなみに,私が頼んでいるところも,中の人曰くオーディオアクセサリーブランドに製品を卸しているらしいのですが,24t繊維の普通の板を買ってるらしいんですよね(苦笑)。しかも,媒体に露出してるオーディオアクセサリーブランドだそうで。どうやらCFRP業界は非常に狭いようです^^;

 話がやや脱線しましたが,本当に重量比にせよ体積比にせよ比率を任意にコントロールできるなら素晴らしいことだとおもいます。オーディオなんてしょっぱい市場ではなく,航空機とかもっと大きなところにアピールすべきではないでしょうか。そのほうが断然信用がおけますし(笑)。

凄く不思議なのですが」への4件のフィードバック

  1. はじめまして

    今晩は、ご無沙汰しております

    CFRPでカーボン90パーセント以上って・・・
    カーボン繊維を織った布に樹脂を浸透させて所要の厚さまで貼り重ねて作る以上は
    (以前読んだF1カーが出来るまで的な本からの受け売り)
    幾何学的に考えて90パーセントはまぁ無理だろうと直感的にも思えます。

    断面が円形状の繊維で空間占有比率を9割超えるには
    土管を積み上げる感じで重ねてギリギリクリアできる数字ですよねぇ・・・
    エソの凄いケーブルに使われてる線材のように、カーボン繊維の断面が四角だったらすごい(笑

    返信
  2. えるえむ

    はじめましてさん,コメントありがとうございます^^
    ご無沙汰しております。

    カーボン繊維を織った布のことをプリプレグといいます。
    一般的なカーボンのクロス材とは異なり,繊維の向きによる方向性があります。
    プリプレグには弾性率という指標があり,24t,60t,80tと大きく3種類のものがあります。
    これに加えて,炭素繊維の製法によって,ピッチ系,パン系と2種類のものがあります。

    体積比での比率80%or90%なら,普通に計測可能ですよね。
    繊維の質量と樹脂の質量(細かく言えば接着剤の質量)を調べて重さを量るだけです。
    メーカーさん曰く,おおよそ60%?70%くらいだろうとのことでした。

    返信
  3. H

    簡単にお答えしましょう。
    94%のカーボン繊維のことを言っると思います。
    無理です。
    少なくとも体積比率で94%は無理です。
    それは正方形いっぱい円をかいた時の円の外のスペースで分かると思います。
    94%と言う数字には東レの人間も憤慨していました。
    しいて言うと重量比率で94%と言う道が残されています。
    中は生クロス、表面だけがプリプレグ。
    ただ、それだと繊維方向以外は強度はなく脆い製品になってしまいます。
    サウンドステージの製品の積層面を見ましたが中もエポキシ硬化型、つまりプリプレグを使用してのものとみます。
    24トン繊維は比重で1.6?1.7g
    エポキシが1.1g強
    サウンドステージの比重は1.5g強
    率直に言って一般のCFRP製品よりも比重が低いとしか言いようがありません。

    東レで市販プリプレグで最高は76%です。
    しかし作る側で結構違ってきます。
    同じプリプレグでもコンコンと言うのもありますし、カンカンと言うのもあります。

    返信
  4. えるえむ

    Hさん,コメントありがとうございます^^
    何か(笑)の比が94%というのもあるようですが,特定の商品について言及しているわけではないことはご理解いただけると幸いです。あくまで,オーディオ業界特有のケーブルの高純度競争みたいなことがCFRP板でも繰り広げられるのはちょっと…といった個人的見解によるものです。

    ただ,本当に実現しているのならば,オーディオ業界みたいな狭い市場ではなく,もっと大きな市場を目指した方がいいと真剣に思います。オーディオという個人の趣味に貢献するよりも,航空機等でより多くの人々が幸せになれるように貢献すべきではないでしょうか。

    >サウンドステージの比重は1.5g強
    よくご存じですね(汗)。
    むしろエポキシの比重が24t繊維より軽いということを初めて知りました(趣味のレベルなので知識不足で申し訳ないです)。
    となると,同じ体積であれば重い方が炭素繊維の含有率が高いということになりますね。
    生憎24t以外の繊維の質量はちょっと調べただけでは見つかりませんでした…。

    市販のCFRPインシュレーターでもそれぞれかなり音が違うわけですが,プリプレグの個性はかなり反映されているのでしょうね。私もより制作費の安いメーカーに同じものの製作を依頼したい気持ちもあるのですが,同じ音になる保証が全くないので,どうしても躊躇してしまいます(苦笑)。

    返信

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