ネットワークをアイソレーションしてみる(1)

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 最近はLANケーブルもSTP(シールド付ツイストペアケーブル)のものが多くなりまして,PCオーディオをやっている以上は,アースをどうするかという悩ましい問題があります。
 一般的には,ループを避けて浮かせばよいかなとおもうのですが,ACアダプタ(トランス式,スイッチング式)のものやスイッチング電源内蔵のもの,100Vのものや200Vのもの,はたまた電源の相が逆のものといったかたちで,種々の電源環境が入り乱れやすいのが現状ではないかと思います。

 そんな中,某氏と雑談しているうちにメディアコンバータを通すという手があるのではないかという話になりました(ネットで既に実践されている方もいらっしゃるそうです)。メディアコンバータというのは,こんな製品です。
 簡単にいうと,普通のメタル線LANケーブルから光ケーブルに変換してくれる機械です。基本的には2個一組で使います。ルータ側NIC→(メタル線)→[メディコン]→(光ファイバ)→[メディコン]→(メタル線)→PC側NICといった形になります。
 こうすることで,LANに起因するアースループは生じないことになるので,ネットワークについての悩みがかなりシンプルになります。VDSLモデムの電源に安定化電源を使うなんてことも必要ないかも…(苦笑)。

 続きます。

ネットワークをアイソレーションしてみる(1)」への4件のフィードバック

  1. Macindows

    ちょうど私も、Elekingさんの日記を参考にしてメディアコンバータを使ってみようかと思っていたところです。

    アイソレーションとしては、無線LANを使う手もあると思いますが、個人的には無線LANのパワー制御の影響は無視できないと思います。以前Squeezeboxに、菊水の定電圧源を使っていたころ、有線LANだと殆ど電流値が一定なのに、無線LANにすると、有線LANx100~150%の範囲で変動していました。

    電波環境にもよると思いますが、実質5ch以上他のチャンネルと離さないと影響があるので無線LANが普及してくると、安定性に不安が残りますね。

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  2. えるえむ

    Macindowsさん,コメントありがとうございます^^
    アイソレーションとしてはおっしゃるように無線LANもありますね。
    ただ,やはり再生用マシンに使うというのはちょっと抵抗が…。
    消費電力がそれだけ変動しているということは,恐らくノイズも相当出ている(しかも色々なパターンで)とおもわれるので,使いたくありませんでした。

    他方,信号を変換することにも抵抗があるので,リッピングマシンとPCトランスポート間は完全に有線です。

    メディコンについても,100BASEの製品ばかりですが,シングルモード対応+ACアダプタのもの,マルチモード対応+内蔵スイッチング電源のものを揃えてみました。

    マルチモード対応+内蔵スイッチング電源のもののほうは,おおよそやろうと思っていた実験の結果は得られたので,ぼちぼち公開していこうとおもっています。

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  3. 根岸 邦夫 (AVCTNEGY)

    実は私はその昔、LANケーブルの開発を行っていました。Cat.5、5e、6、7と。Cat.7はシールド付き。元々、シールド付きのLANケーブルは欧州の商用電源200V地域で、電源ケーブルからのノイズ防止用に造られた物です。日本の100V環境でノイズの問題がないなら、わざわざシールド付を使用する必要はありません。電源線とLANケーブルの配線には基本的なルールがあり、30cm以上離すこと、交差する場合には直角であること等の指針が有りますがあまり知られてない、と言うよりこの様な条件では配線できないと言うのが実態でしょう。
    Cat.6は1対当たり250MHzまでの伝送が出来る優れもので、パラレルに4対を使って1Gビットの伝送が出来ます。漏話特性も高いレベルですので、本当にシールドが必要かを再検討されることをお勧めします。私のHPにもシールドの功罪について記していますが、シールドは良いことばかりでなく、シールドを施すことでケーブルの減衰量は上昇します。又、本文にも出ていましたがアースのとり方によってはアースラインからノイズが入ってくることもあります。例えば工場の製造現場にあるパソコンはアースからのノイズによるトラブルを起こすことがあり、対策用のノイズフィルターも下記URLで販売されています。このアースノイズフィルターはプロ用オーディオ機器に使用して良い結果を得たとの話があります。参考まで;
    イーエムシー社URL;http://www.emc.co.jp/index.html

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  4. えるえむ

    根岸邦夫さん,コメントありがとうございます^^
    おお!CAT7も設計されていたんですか。
    CAT7がなにやら聴感上優れているっぽいのは,ツイストがきつくなっているからかなと思ったりしています。
    現状,ネットワークで有線接続されている機器はアースを全て浮かしてあるので,アースラインからの回り込みはないと期待しています^^

    あとは減衰量の問題ですが,高速通信に耐えうるということと減衰量が少ないということは基本的に同義ではないのでしょうか?
    まぁ,全帯域で等しく減衰量が一定ではない以上,設計にもよる,としか言いようがないかもしれませんが…。

    ご紹介いただいた(株)イーエムシーのフィルター,特許公報の明細書を読んでみたところ,アースラインにハイインピーダンスのトロイダルコアを使うもののようですね(結果的に特許は取得していないようですが…)。
    アイデアとしては面白い気もしますので,詳しい方に聞いてみます^^

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