クロックケーブルの作法

closeこの記事は 8 年 4 ヶ月前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 思いつきなので,変なことを言っていたらどなたかご指摘願います。

 デジタルケーブルやクロックケーブルで音が変わることは,拙サイトをご覧になっている皆さんであればご存じだと思います。
 そこで,ふと思いついたのですが,S/PDIFにおいてケーブル由来の伝送ジッターが”見かけ上”最も低くなるのは,クロック用BNCケーブルとS/PDIF用BNCケーブルに”同じ”ケーブルを用意して,接続する方法ではないかと…。
 これは,BNCコネクタのインピーダンスがきちんと管理されているということに加えて,同じケーブルを使うことでケーブルに由来する変化が相対的に少なくなると考えられるからです。

 もちろん,ケーブルを組み合わせて音質をコントロールすることを否定するわけではありませんから,それはそれで良いと思います。
 とはいえ,正しいD/A変換を標榜されるのであれば,最低限BNCの2本1組のケーブルを用意しなければならないでしょうね。マスタークロックジェネレーターを使っている場合にはもっと必要です。要するに,同期してほしい箇所は全て同じケーブルにする必要があるわけですから…。

 …つまり,お金がしこたまかかるってことです(涙)。

 …でも,実際それでも音は変わるわけで(今度はケーブルの素の特性が問題となるため),この思いつきが何かを解決してくれるわけでもないので(爆),相変わらず悩ましい限りです…。

 お後がよろしいようで。

クロックケーブルの作法」への4件のフィードバック

  1. Mt.T2

    えるえむさん、はじめまして。
    Mt.T2(やまてつ)と申します。

    いきなり変な質問でスミマセンm(_ _)m
    重ねて、理解不十分なため、とんちんかんな話で申し訳ありませんが、ご教授いただけると幸です。

    現在はDACにクロックを注入していませんが、レコーディング環境やG-25U(SRCがあるので余計分からない)などのクロックジェネレータでは、トラポやDACなどの機器にそれぞれクロックを注入するのに対し、S/PDIFは、トラポからDACへ繋ぐ形態が普通で、クロックの経路と信号の経路は別だと思っていました。
    本来、クロックも信号も、数珠繋ぎで機器を接続し、ケーブルを揃えるべきということでしょうか?
    クロック信号は、情報信号の識別タイミングを取るための信号で、信号とは別物という認識をしていましたが、何か勘違いしていますでしょうか?それとも、全く別次元の話?

    下記の通り、最近興味を持ち始めたばかりの素人です。
    失礼がありましたら、お許し下さい。

    σ(^^)は、ブログに書いている通り、とっても怪しいオカルト系メーカーの製品だらけのA&V生活をしておりましたが、一方で機器の物理的なグレードアップなども行い、今年になってクロック同期対応の憧れのプレーヤー(U-X1Pi)を入手したことから、一気にクロックジェネレータ(G-25U)の導入、中古ルビジウムユニットによる外部10MHz入力などと、突っ走ってきました。
    ここへ来て、クロックケーブルの重要性(非常に音が変る)に気がつき、色々情報を求めて彷徨い、えるえむさんのこちらでの記事やファイルWebでの記事を、大変ありがたく拝見し、色々勉強させていただいています。
    残念ながら専門の知識や技術がないため、オシロでの測定などできませんが、丁度先週、クロックケーブルの比較試聴やインピーダンス50Ωと75Ωの変換有無での比較試聴、ケーブル端へのターミネーター装着有無の比較試聴を行いました。
    ということで、とっても興味のある分野のお話しなので、ついつい、お聞きしてしまいました。

    返信
  2. えるえむ

    Mt.T2さん,コメントありがとうございます^^
    こちらこそ,単なる思いつきで怪しげなことを申しておりますので,本エントリは話半分でお願いします;;
    コメント欄でご返信するには長くなりすぎますので,改めてエントリ書きますね。
    少々お時間くださいませ。

    先に回答だけしておきますね。

    >S/PDIFは、トラポからDACへ繋ぐ形態が普通で、クロックの経路と信号の経路は別だと思っていました。

    おそらく,S/PDIFはトラポ→DACで,クロックは外部マスタークロック→トラポandDACとなるため,経路が違うとおっしゃっているのだとおもいます。
    おっしゃるとおり,経路は異なります。

    >本来、クロックも信号も、数珠繋ぎで機器を接続し、ケーブルを揃えるべきということでしょうか?

    数珠つなぎではなく,マスタークロックから分岐する形になります。
    たとえるなら,樹形図のようなイメージでしょうか。
    本来WordSyncをする場合にはクロックケーブルのクロックが最優先ですから,デジタルケーブルとクロックケーブルに同じ物を使う必要はないようにも思えますね。
    ただ,WordSyncしていてもデジタルケーブルで音は変化するので,私個人は,おそらくケーブルの振動特性やらなにやら,様々な要因でケーブルの個性というのが音に反映されると考えています。
    なので,特にDACとの関係では,トラポ→DAC間のデジタルケーブルとマスタークロック→DAC間のクロックケーブルを同一のものにすべし,ということになります。
    加えて,WordSyncの用法からすると,各機器に対しては平等にクロック信号を送らないといけないので,クロックケーブルは必ず同一のモデルで同一の長さのものを使用すべきです。

    >クロック信号は、情報信号の識別タイミングを取るための信号で、信号とは別物という認識をしていましたが、何か勘違いしていますでしょうか?

    別物といえば別物です。
    ただ,特殊な信号ではなく,無音の音声信号が流れているだけですね。

    返信
  3. Mt.T2

    勉強不足のまま少し早まって質問してしまったと、反省しています。m(_ _)m
    理解不足のσ(^^)に、非常に分かりやすくご説明いただき、大変ありがとうございます。

    ケーブル由来の伝送ジッターを見かけ上最少にするためには、同期を取る機器へのクロックケーブルは、同一、等長にすべし。
    と言うこと、よく分かりました。

    電子回路は全く分かりませんが、ケーブルの延長と考えると、クロック同期する機器側の信号受信、処理回路も同じ方がよい?(同一メーカの同一シリーズ?)・・・・・よく分かりませんが(^^;

    まだまだ勉強が必要だと感じました。
    引き続き情報収集に勤しみ、勉強させていただきます。

    今後ともよろしくお願いします。m(_ _)m

    返信
  4. キン肉マン

    かないまるさんはクロック信号は75Ωケーブルを使うが、中を通っているのは
    アナログ信号だと仰っていましたね。おかげで頭の中がスッキリしたというか
    「そりゃ、クロックケーブルでも音が変わるわなぁ」と思えた次第です。

    返信

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