ちょっと実験しませんか(補足)

closeこの記事は 8 年 3 ヶ月 2 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 検証に先だって,まずは用語についてもう少し掘り下げてみたいと思います。このあたりはPCにお詳しい方やCD-Rの書き込み品質に興味のある方なら既にご存じだとは思いますが…。

▼C1エラー,C2エラー,CUエラー
 簡単に申し上げれば,
○C1エラー:軽微なエラー(全て訂正可能)
○C2エラー:やや深刻なエラー(一部訂正不能でその場合補間)
○CUエラー:深刻なエラー(訂正不能,補間不能)
となります。

 C1エラーとC2エラーについては,少なくともリッピングした段階でバイナリが一致していれば「データ的には」問題となりません。
 CUエラーが出るような場合には,オンザフライ(ディスクから直接読み取る)で再生する場合にはプチッと音がとぎれますし,リッピングした場合にはリトライ(再読込)して正しいデータを拾い直すのが普通でしょう。

【参照】
CIRC – 通信用語の基礎知識
http://www.wdic.org/w/TECH/CIRC

鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20000601/key121.htm
(5月23日付の記事に,C1エラー,C2エラーについての表記があります。)

▼ピットジッター
 これまで当サイトにおいてジッターと称してきたものの大半はクロックのジッター(以下,「クロックジッター」とします)でしたが,ピットジッターはクロックジッターとは全く違う現象について言及する概念であることに注意が必要です。

 クロックジッターはD/A変換時の変換タイミングの誤差であり,基準となる時間軸の揺らぎと称されます。つまり,D/Aのチップが全ての起点となります。
 これに対し,ピットジッターとは,CDに記録されているピットがどの程度正確に記録されているのかを示したものです。単位はnsecで表します。

 ここで注意すべきなのは,ピットジッターはその仕組みの上では音楽再生に影響を及ぼさないようになっているという点です。あくまで原理的には,ですが。
 というのも,CDのピットはそのままクロックの基準として用いられるわけではありませんし(あくまで基準となるのはD/Aチップのクロックで,その大元はマスターになっている発振器),実際にはドライブに数MBのRAMが内蔵してあり,そこでCDから読み取ったデータを一度蓄える形になっているそうですので,「一応」問題はないはずです。

 ただし,プレクスターの方もおっしゃっるには,どういうわけかCxエラー数が少なくピットジッター値が低いメディアのほうが音はよい,ということのようなので,だったら完全に同一のCDを違うドライブで測定したらドライブ環境固有の性能がわかるんじゃないの?と思い立ったわけです。

【参考】
藤本健のDigital Audio Laboratory
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010611/dal14.htm

▼まずは拙宅を基準とさせていただきます。
 拙宅のPremium2はまだ改造をしておりませんので,拙宅から発送する前に,各CDはピットジッター値とエラー数をカウントしてご連絡します。

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