絶縁トランス その後

closeこの記事は 8 年 11 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

http://homepage3.nifty.com/kanaimaru/AVQA/q9003.htm

 かないまるさんのサイトで絶縁トランスに関するQ&Aが公開されました。私の質問も入っていますが,他の方のご質問もまとめて回答されているようです。
 私の方の質問には情報収集中に見切り発車的に行ってしまったものもあるので,改めて読み返すとちょっとお恥ずかしいものもあるのですが,私は単純に知的好奇心からあれこれ質問していますので,とにもかくにも皆さんのご参考になることが一番でしょう!
 丁寧にご回答いただいたかないまるさんに改めて感謝を申し上げます。

 結局はケースバイケースなので,とにかく理論的にアプローチするのであれば,最終的にはオシロを持ち出して測定してみるしかない気がしますね。そこまで出来ないのであれば,聴感上の変化だけで判断してしまった方が逆に精神衛生上も良い気がいたします。
 大体オーディオを趣味とされているバリバリ理系の方は,機器が想定している電圧(ユニバーサルトランスなら生産国の電圧)に合わせて昇圧・減圧するほうがよいとはおっしゃいますが,それ以外のことは特におっしゃっていないようです。
 どちらにせよ,理論的にも導入すべきかどうかは一刀両断には決められないということだとおもいます。ただまぁ,まとめかたについては,「まあだいたいそうです」ということで一安心?でした。
 「電源状態に関して中等であればスイッチング電源だけ絶縁するのが普通で,あとは機器そのものが発するノイズ量が多い場合にはリニア電源を絶縁するのも効果的である」といったところでしょうかね。あとは皆さんで読んでいただいて各自ご判断いただければと思います。

 あと,会社(エンジニア)によってトランスに対する解釈がかなり異なるようです。私の方でCSEさんの技術の方にも連絡してみたところ,以下のような回答をいただきました。内容を良くお読みになると,結構驚かれる方が多いのではないかと。
○絶縁トランスとリニア電源用内蔵トランスは構造は同一であるがシャーシ内にあるかシャーシ外にあるかが問題である
○静電容量は音質には全く影響しない
○電圧変動率は音質には全く影響しない
○トランスはとにかく大きな方がよい

 もちろん,かないまるさんのご見解を批判するという趣旨ではありません。ただ,実際にお話を伺った際,私は「ここまで解釈が異なるのか」ととても驚きました。純粋数学の領域と違って,現象を理論化する物理というのはいろいろと難しいということなんでしょうか。

 ついでにいえば,アイソレーショントランスと絶縁トランスとノイズカットトランスとシールドトランスは全て別の概念であるとしている会社さんもあり,それぞれの構造上の違いや性能を分けて解説していたり,各社各様です。
 特定の会社(個人)の解説だけ読んでいては思いこみが先行しすぎるかもしれません。かといって,複数の会社(個人)の解説を読むと統一的な理解が妨げられます(これは私の基礎的な理解が足りてないからでしょう・笑)。オーディオファンが電源について一定のスタンスをとる場合,誰に最初に教えを請うたのか,が案外重要な気がしますね。

 絶縁トランスの個人的まとめは,もう少し先になりそうです。なんせ各社おっしゃることが違うので(苦笑)。ただ,演繹的な意味で論理性を欠くような説明に終始しているところは,やや信用度を落として考えざるを得ないですね。

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