感性で決める

closeこの記事は 7 年 9 ヶ月 21 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 よく「癖がない」機器・アクセサリーが欲しいです,という要望を見聞きすることがありますね。大抵オーディオを初めて間もない頃に願ってしまうことだとおもいます。
 まぁ,スピーカーなら周波数特性だとかでそれなりに素直な特性のものを選ぶということも出来そうですが,それも実際には難しくて,各要素の個性を認めて自分で決めるというスタイルになってようやく本当の面白さがみえてくるのかな?という気がします。

 で,よく「癖がない」とか「○○の能力を最大まで引き出す」なんて言い回しをして自社製品を薦めるメーカー・ブランドがありますが,以下の言い回しがセットになっていた場合には必ず自分で比較試聴してから導入するようにしたほうがよいですね(過去の経験からいって)。

・主張を根拠づける測定結果を示していない
・「既存の理論では不十分」といった言い回しがある
・定性的な評価を意味する語句が並ぶ(例:輝かしい高域,艶のある中域,どっしりとした低域)
・悪い結果がでたら他の要素の所為にする(例:機器が悪い,ラックが悪い,インシュが悪い,ケーブルが悪い)

 要するに,こういった言い回しが多用されるブランドというのは,理論じゃなく感性で物作りをしているのだと考える方がよいと思います。なので,作っている人の感性とマッチするなら,その人の感性を信用して使っても良いと思います。

 個人的には,感性だけで物作りをすることが悪いことだというつもりは全くありません。
 売れなければ成り立たないのが商業というものだとおもいますから,双方納得ならよいわけで,結局のところ客観的に定まりうることに嘘がなければなんでもいいとおもいます。実際,「癖があります」とか「個性的です」といわれると敬遠する人は多いと思いますし(笑)。

 あ,ちなみに私が企画するインシュは「こんな感じで作ったら音良いかもな?」くらいのノリで作っているので,いい音します!なんて口が裂けても言えません(爆)。

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