電磁波対策

closeこの記事は 7 年 8 ヶ月 6 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

日頃オーディオのノイズ対策を入念にされている方でしたら,ノイズ量の大小で音がどの程度変わるのかなんとなく感じ取られていると思います。最近は,オーディオ機器そのもののノイズよりも,PCや家電製品から発せられるノイズの対策のほうが遙かにやっかいな感じです。
そこで,素人的にできる電磁波対策としては,まず電磁波の放出が少ない機器を選んでみると良いと思います。いかに入念なノイズ対策を施したとしても,ノイズの発生源を絶つ方が根本的解決といえるでしょう。

▼ノイズ放出の少ない機器の見分け方
ノイズの少ない製品の簡単な見分け方としては,使っている機器がどのような規格を取得した製品かを調べる方法があります。特に,VCCI ClassBかFCC ClassBのどちらかを取得しているかどうかを調べてみることをおすすめします。

▼VCCIってなに?
VCCIとは,VCCI協会が定めた,機器が出す電磁波のレベルを規定した規格です。
実は,日本は電化製品に電磁波規制が法定されておらず,VCCIは日本の業界団体の自主基準で,かつメーカーが任意に取得する規格となっています。
そのくせ携帯の電磁波でマスコミが大騒ぎしたりと,日本は変な国なんです。日本に入ってくるPC用スイッチング電源に粗悪なものがあるのは,法的規制が非常に緩いということも理由の一つでは無かろうかと思います。
これに対して,アメリカではFCC規格(電磁波に関する規格),EU圏ではCE規格(電磁波を含む総合的な規格)を取得しなければ電子機器の販売ができません。
VCCI,FCC,CEはそれぞれ測定法や基準に差異があり,輸出する製品は輸出先の地域の規格に適合させなければなりません。

▼ClassAとClassB
また,VCCIおよびFCCについては,ClassAとClassBがあり,ClassAは商業用,ClassBは家庭用となっています。ClassBのほうがClassAよりも電磁波規制が厳しく,ノイズ対策という点ではClassBの機器を選ぶとよいでしょう。
ただ,ClassBの機器は比較的高価だったりしますので,資金的に余裕がない場合には,RoHSを無視して鉛板でケースを覆ってしまうという手もありますw

VCCI規制の詳細についてはこちら[PDF]がわかりやすいです。Class表示がなくてもVCCIマークの表示があればClassBとなります。

▼対策のポイント
最近は各家庭に無線LANルータが普及していますので,まずはここからチェックされてみてはいかがでしょうか。HUBも案外ノイズを出しているケースがあるようです。
PC関連のネットワーク通信機器が出すノイズはアマチュア無線をされる方にはわりと切実な問題のようですので,オーディオにも有効な対策になると思われます。拙宅も随時ClassBの通信機器にリプレース中です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title="" ktai=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">