実は難しい(?)イヤフォン設計 その1

closeこの記事は 7 年 6 ヶ月 28 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 最近X1000シリーズが販売になってからというもの,どうもイヤフォン市場が気になるえるえむです。

 たまたま,Ultimate Ears社のUltimate Ears 700が発表になりましたが,impressの記事によれば,「周波数特性は10Hz?16.5kHz」とのことでした。
 あれ?思ったより高域が伸びませんね。低域はわりと国内メーカーのイヤフォンと同じレベルですが,高域は国内メーカーが軒並み20kHz越えをアピールしているのに対して,かなり控えめな数字で,可聴帯域をカバーしていないことになります。BA型イヤフォンはスペック表記的には軒並み高域が控えめのようです。

 というわけで,下調べ開始です。…と,その前に。

▼フジヤエービック主催春のヘッドフォン祭り
http://www.phileweb.com/news/d-av/200905/09/23528.html
 なにやらものすごい人だかりといいますか,盛況ですねぇ…。イヤフォン・ヘッドフォン市場の活況さがよくわかります。これもDAP市場が活況だからですね。
http://www.phileweb.com/news/d-av/200905/09/23529.html
 プレス発表をイベント会場でやってしまうというのが,普通のオーディオ系イベントとまた違ったところでしょうか。
http://www.phileweb.com/news/d-av/200905/09/23530.html
 以前にもA&Vフェスタでご紹介しましたが,第一通信工業の機器がどうにも気になりますw
http://www.phileweb.com/news/d-av/200905/09/23531.html
 CECのDACなかなかかっこいいですね。今後はUSB入力はあたりまえで,それをどのように高音質化するかが鍵になるんでしょうか。

 フジヤにはフジヤ系ブロガーと称される熱心なオーディオファンのお客さんがいらっしゃいますから,今日から数日は各所でイヤフォンやヘッドフォンのインプレが拝見できそうです。あ,私はヘッドフォンは買いませんよ(汗)。念のため。

■ ヘッドフォン祭紹介記事が長くなってしまいましたので,下調べ詳細は次回から…。

実は難しい(?)イヤフォン設計 その1」への6件のフィードバック

  1. 茂篇丈太郎

    BA型の高域がキレイというのは、高域方向の周波数特性が広いというわけではなくて、
    構造的に分割振動をほとんど生じないので、それに起因する歪みがないというだけのことです。
    むしろ分割振動を使えないので、見かけ上の高域限界は狭くなります。

    人間の可聴域が20Hz?20kHzというのも、かなり大げさな話で、
    等ラウドネス曲線やマスキング効果を考慮すると、
    上限の方は17?18kHzと云っても、致命的な問題にはならないはずです。
    (AM放送は別として、FM放送の15kHzでもそれほど支障がない)

    分割振動を押さえ込んだ方が良いのか、巧みに利用した方が良いのかは置いておくとしても、
    BAとダイナミックでは、鳴り方があまりにも違いすぎるので、
    高域がどうこうというのは吹き飛んでしまうと思いますよ。

    返信
  2. えるえむ

    茂篇丈太郎さん,コメントありがとうございます^^
    そういえば茂篇さんはポータブル系機器にかなりお詳しかったですね。勉強させていただきます♪

    なるほど。分割振動をしにくいというのは非常によいですね。低歪みが最近の流行であるらしいアメリカで人気があるのもうなずけます。実はまだBA型イヤフォンを体験したことがないので,今回はあくまでスペック表記の仕方の疑問からスタートしてる話だったりします(汗)。

    まぁ,おっしゃるように等ラウドネス曲線やマスキング効果をかんがえると意味があるのかという話はありますよね。
    加えて,一般的な音楽の周波数成分をみても16kHzより上の信号はそう多くはないですし,個人差があるでしょうから,カバーしておいて損はないくらいの話でしょうか(そもそも個人的にはポータブル用途で20kHz以上がスペック的に出ることに意味を感じません)。

    結局のところは,カタログスペック的な周波数特性は気にせずに,試聴して満足いくものを買うというのが王道かな?と思っておりますので,いずれは試聴してくる予定です。

    返信
  3. 茂篇丈太郎

    測定結果を参考にするなら、たとえばHeadRoomを参考にすると良いでしょう。
    http://www.headphone.com/

    彼らは、ダミーヘッドを利用して、
    ・Frequency Response
    ・Harmonic Distortion of a 500Hz Sine Wave Input
    ・Impedance Versus Frequency
    ・Isolation Response with White Noise Input to Monitor
    ・Square Wave Response 500Hz
    ・Square Wave Response 50Hz
    の測定結果を公開しています。
    彼らは、かなり注意深く測定を行っているのですが、その結果以上に、各社製品を同一測定環境で比較できることが大きいです。

    ただし、特にカナル型はその名の通り外耳道に挿入する関係上、個人差や慣れを含めた装着感で、実際の周波数特性が大きく左右されるため、結局は試聴するしかないのが現状です。
    (HeadRoomも同じような理由で、測定結果を必要以上に信用するなと云っていたはずです。)

    返信
  4. benoit

    >あ,私はヘッドフォンは買いませんよ(汗)。念のため。
    そんなつれないこと言わずに、ぜひヘッドホンの方にも食指をのばして下さいww
    その際には微力ながら、いろいろと相談させていただきたいと思いますので。
    さて、えるえむさん用の買うべきヘッドホンリストを作る作業に戻るとします。

    返信
  5. えるえむ

    >茂篇丈太郎さん
    大変興味深く拝見しました。サンプル数が少ないのかあまり細かいところまでは読めませんが(特に低域),相対評価できること自体がとても素晴らしいことだと思いました。
    ヘッドフォンの周波数特性を調べるというのは国内のサイトでもいくつか拝見することができるみたいですね。
    He&Biのヘッドホンサイトさんでは各種測定結果が公表されているだけでなく,それぞれの測定方法自体の考察もなされていて大変興味深いです。改めてじっくり読む機会を設けたいですね^^

    返信
  6. えるえむ

    benoitさん,コメントありがとうございます^^
    自宅にはホームオーディオが3セットもあるのに,どうすれば…(涙)。
    あるのかないのかはわかりませんがヘッドフォン購入の際にはご相談させてください(汗)。

    あ,私もスピーカー購入相談なら喜んでお力になりますので,いつでもおっしゃってくださいね^^

    >えるえむさん用の買うべきヘッドホンリストを作る作業

    リスト化しないといけないくらいあるんですねwww
    おっと,私もbenoitさんが購入されるべきスピーカーリストを作る作業に戻りたいと思います。

    返信

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