実は難しい(?)イヤフォン設計 その6

closeこの記事は 7 年 6 ヶ月 20 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 普段書いていない話なので,イヤフォンネタは結構な勢いで書けてしまうようですw

▼周波数特性に対する別の見方
 前回の記事で,フラットじゃないならフラットぽく補正するのも大いにありなのではないかという妄想をしてみたわけですが,実のところ,高域が減衰していることについてはあまり気にしていなかったりするのも事実です。

 といいますのも,既に色々と周波数特性のグラフをご紹介したとおり,元々音楽における高域成分ってあまり多くはないんですね。
 ましてや,直接音ばかりのイヤフォン・ヘッドフォンはSpに比べると高域の減衰率が低いとされますから,あまりにも高域ばりばりのユニットを使うことは耳の劣化を早めますしよいことばかりではない気がします。

 むしろ個人的には,素直にあんまり再生周波数帯域欲張ってないぞと書いてしまうUltimate Earsの態度には好感が持てますが(物の売り方としてはアレですがw),反面日本人の国民性としてカタログスペック至上主義みたいなところがありますから,どうしても再生周波数帯域は多めに表示したいというメーカー側の都合もわからなくはありません。
 とはいえ,やはりそれはメーカーの都合であって,もう少しブランディングといいますか,アピールの仕方を変えていった方がいいのではないかと思わなくもないです。
 既に既定路線として慣習的に成り立っている既存の広告手法を今更否定すると,色々と波風立ちそうで,国際的には大メーカーばかりな日本の音響メーカーには法律で規制でもされない限りは無理なんだろうなぁというあきらめに似た感慨も抱くところです。

デシベルについて
http://www008.upp.so-net.ne.jp/soundheaven/oto/otokouza/oto/index.html

 比較的上掲の記事がわかりやすいと思いますので,ご参考まで。

■ もうちょっと続きます。

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