実は難しい(?)イヤフォン設計 その5

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▼周波数特性がでこぼこなのが当たり前なら?
 だとすると,イコライザは悪なのかといわれるとそうとも言い切れない感じがします。
 というのも,ホームオーディオだとイコライザを別途システムに組み込む必要があったりして,心理的な抵抗は強い方も多いかと思います(最近はデジタル領域で積極的に補正しようという方もいらっしゃって,イコライジング=悪といった風潮はさほど見られないですが)。
 しかし,ポータブルオーディオの場合,イコライザは基本的に必ずついているといっても過言ではないわけで,あとはソフトウェア的にパスするかどうか(実のところパスできているのかすら怪しい)という問題ともいえます。

 そうであれば,イヤフォンの周波数特性をある程度正確に知ることが出来るのなら,DAPの特性のばらつきはそう深刻ではないわけですから,イコライザを使ってうまく補正してやることも否定すべきではないと思います。

 もちろん,周波数特性を近づけたとしても,ホームオーディオの例を思い浮かべてみれば,元々のイヤフォンの素性としての個性は残ると考えられるので,イヤフォンに投資することが愚かしいということは決してないと思います。おそらく一番変わるのはイヤフォンでしょうからw

 耳の形状には個人差があるとはいえ,大まかにこのような特性だということは設計過程で明らかになるわけですから,是非各社周波数特性グラフを公開していただきたいですね。
 現状では,スピーカー以上に音質評価が主観的にならざるを得ないのがイヤフォンの現状のような気がいたします。

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