確かめることの重要性

closeこの記事は 7 年 2 ヶ月 3 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

http://juubee.org/

 最近はRSSリーダーでBLOGを読んでしまっているので,RSSリーダーに引っかからないサイトはついついチェックをサボりがちなわけですが,juubeeさんの9/5,9/7,9/26,9/29の記事が大変示唆に富む内容ですので,PCオーディオをされている方は必読です。

▼確かめることの重要性
 皆様には是非私のことも疑ってかかっていただいて,論理矛盾のない理論的根拠に依拠するか,きちんと実証的手法で確からしいことを確認されることをお勧めします。根拠無き信頼ほど儚く裏切られるものはありませんので(爆)。
 そもそも私自身が主観を語っているに過ぎませんから,同じ物を見聞きしている保証はどこにもありません。地道な作業が一番面倒臭いのですが,それでも確かめたことがあるのとないのでは全然違いますね。百聞は一見にしかず,と昔の人は言いました(笑)。

▼確かめる方法を提供することの重要性
 ことある度に自分がオリジネーターだと述べるのはかっこわるいとは思いますが,オリジネーターへの敬意は忘れてはならないと思います。その意味で,出典はきちんと明らかにすべきですし,参考にしたサイトは出来る限り掲載すべきでしょう。
 同じく,ミスリードにならないように読者に配慮することは,書き手としてのマナーであり,他の書き手への配慮でもあるわけですから,初見で「一体何について書いているのか」がわからない記述は避けるべきではないかとおもいます。特定の個人宛てのメッセージはメールでやるべきであって,人目につくところに掲げるということは,特定の個人に伝えたいという以外の何かしらの意図があるからでしょう。

▼ドライブで音が変わる?
 PCの世界は論理的で実証的な枠組みを突き進んでいるわけですから,いくら最後音はアナログだからねといったところで,ことPCの領域において,どのような理解がオーソドックスであるかということを意識しておくことは非常に重要なことではないかと思います。
 たとえば,デジタル信号は波形的には高速アナログ信号だからという理解は正しいともいえますが,他方,PCの領域でのバイナリはその高速アナログ信号の性質を前提として,それでも正しくデータを一致させる枠組みですから,記録媒体上のデータが一致するのであれば,それは「PCの世界においては」完全に同一のデータであるといえます。

 もちろん,それでも音が変わって聞こえると主張することは完全に自由なわけです。自分がそう感じるならそれを否定する必要はありません。我々は実験をしているのではなく音楽鑑賞をしているのですから。
 しかし,そうだとしても自分が“音が変化した”と感じることは客観的に正しい(=変わる)ことだ,理論的裏付けがある,とするにはかなり高いハードルがあることには自覚的であるべきではないでしょうか。

確かめることの重要性」への2件のフィードバック

  1. juubee

    たびたびのご紹介有難うございます。
    年をとると、なんか説教じみた話が多くなるなぁ、と思わないでもないですが・・。

    えるえむさんの文章力ってやっぱ凄いですね。私はちょっとこれだけのまとまった文章が書けません。特に最後の「高いハードルが・・」のあたりは、私がぼんやり思っていても意識していなかったことをはっきり文章化していただいていますので、これから使わせていただきたいくらいです。

    京都旅行のお話は楽しく拝見させていただきました。今後とも宜しく!

    返信
  2. えるえむ

    juubeeさん,コメントありがとうございます^^
    いえいえ。私の文章はいつも読み返すとおはずかしいレベルで…。
    お褒めいただいた部分も加筆修正してます;;

    音をどう認識し,どう表現するか,それが客観とどのように結びつくのかというのは,非常に哲学的な側面を多く含んでいるように思います。
    最後は自分一人で感じ,考え,どのように納得するかでしょうか…。

    返信

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