最近ちょっと興味深かったこと。

closeこの記事は 7 年 7 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

▼ICEPOWERの話
 ICEPOWER 1000ASPって,なんちゃってバランス入力だったんですね。P.3もしくはP.20をご参照ください。JEFFにも採用されてるのに,なんちゃってバランスでいいんだろうか…。システムのフルバランス化って案外難しいんですよねぇ…。

http://www.icepower.bang-olufsen.com/files/solutions/icepower1000aspdata.pdf

▼マスタリングエンジニアさん方がおっしゃる「位相」の話
 なんとなく正体がわかってきました。キン肉マンさんありがとう!現状の私の理解では,物理現象としての位相とは違う概念にまで拡大して適用されているように思います。

▼正しい意味での位相の話
○位相は善し悪しではなく,ある基準点からして進んでいるか遅れているか
○人間は4kHz以上の周波数での位相は聞き分けることができない(cf.志賀さんのサイト
○Spからの直接音に室内での反射による間接音が加わると波形が乱れるのは,位相がずれた音が加わるから
○位相が両ch等しくずれた場合には,(少なくとも4kHz以上は)周波数特性の変化としてしか人間は感知できないはず
○位相が片chずれる場合のほうが,両ch等しくずれる場合より影響は大きそう
○反射は左右均等であるほうが左右での位相のずれは少なくなるので,Sp間の中央を基準として部屋が左右対称になるセッティングが理想的ではある。しかし,反面定在波の影響が大きく出てくるので,結果的に左右で周波数特性がより正しい方向に行くとは限らない罠
○左右のSpの音量の差はもちろんそろえた方が良いが,Sp以外のオーディオ機器の左右の音量差に病的にこだわったところで,そもそもSpのユニットの個体差のほうがやばくね?っていう話
○インパルスレスポンスをフーリエ変換すると周波数応答(周波数と位相)が求められる≒インパルスレスポンスを論じることはSpの位相特性を論じることとほとんど同じ

▼理想的なルームチューニング材
 数ミリ秒以上間接音が遅れてくればいいらしい…。さて,どうやって実現する?

最近ちょっと興味深かったこと。」への2件のフィードバック

  1. さもえど

    出た!!位相!!w

    位相は善し悪しではなく,ある基準点からして進んでいるか遅れているか・・・という話は、以前から色んな人が仰ってましたよねぇ・・・。

    今回の「正しい意味での位相の話」に関する記事も、書いてらっしゃることの表面上の字面は意訳出来るんですが、感覚的に理解出来てないので、未だ一言も自分の記事には入れることが出来ない単語です。^^;

    「位相」の解釈、ホント難しいです。

    返信
  2. えるえむ

    さもえどさん,コメントありがとうございます。
    私のような文系人間の場合,コンセプトというか基本を理解する敷居の高さは,ジッターより位相の方が上かもしれません。

    加えて,オーディオ業界ではすでに位相がめちゃくちゃな使われ方しているので,感覚的に理解することは極めて難しいです。
    正確な情報を提供しているものを見つけるという時点で相当困難ですからね…w

    逆にいうと,位相はたいした問題ではない(ほとんど聞き分けられない)ということになるならば,インパルスレスポンスの優秀さはさほど意味のある数値ではないということにもなります。スピーカーは様々な要素が連動して変化しますから,特定の要素のみを比較検討するということが極めて困難なのがやっかいですね。
    この手の話題は,国内ではほとんど論じられておらず,もっぱら海外のDIYerの間で話題にされているようです。長岡さんの影響でしょうか(笑)。

    返信

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