メディアプレーヤーを何でも高音質化?ReClockの設定編

closeこの記事は 6 年 2 ヶ月 28 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

Slysoftが公開しているReClock,やはりちょっとわかりにくい部分がいくつもあるようですので,音質の話をするまえに,設定について少し解説をしましょう。大まかなコンセプトについては前回の記事をご参照ください。

以下はReClockの設定画面です。

Audio Interfaces to use for

これはハードウェアのジャンル名としての「オーディオインターフェース」を選択するのではなく,Windowsで音を出す機能を持つ各種の方法のうち,どれを選びますか?という項目です。
WindowsMediaPlayerはDirectSound経由で音を出しますし,多くのマルチメディアプレーヤーソフトも同様だと思います。
Windows7の場合,ここで「WASAPI Exclusive」を選択するのが肝心です。この設定をミスっているとReClockの恩恵は高精度なリサンプリングということに尽きることになります。WindowsXP等の場合には,Kernel Streamingを選択することがBit Exactの条件となります。

Devices to use with

これはDefault Deviceのままで構いません。

Sound pre-buffer

ここの数値は動画再生時にはかなり影響します。最大値はお手持ちのオーディオデバイスが持っているバッファ量に依存するようです。ノイズが入るようなら適宜調整してみて下さい。大きければ大きいほどよい,というわけでもないようです。

Max latency

Latencyとは遅延という意味ですが,バッファとして貯めているデータのうちどの程度の割合の遅延なら許すか,という設定項目です。あまり遅延するとリップシンクがずれてきてしまうと思います。

PCM Output

▼Sampling rate
ReClock側でリサンプリング機能を使い,特定のサンプリング周波数で出力することができます。ただし,一般的には使う必要がないでしょう。Same as inputで良いでしょう。

▼Quality
この項目はInterpolation(補間)の設定です。Sampling rateを44.1kHzから176.4kHz等にアップコンバートする場合のSinc関数の演算精度を決める項目のようです。Sync(同期)ではないことに注意が必要でしょう。基本的に動画再生で動的に音声をリサンプリングをしない限りは,Bit Perfectな音声再生には関係のない項目です。

▼Format
ReClockがデバイスにデータを渡す時のフォーマットを決めるものです。32bitも選ぶことが出来ますが,32bitでS/PDIFやAES/EBUが出力されるわけではありません。
デバイスによっては16bit Int/24bit Intに設定しなければ動作しないものもあるそうです。USB-DACはそういったものが多いようですね。WASAPI用のドライバの出来にもよりますが,オーディオインターフェースであればSame as inputでよいでしょう。
24bit等にチェックを入れた際に16bit Integer for 16bit sourcesにチェックを入れると,16bitの音源は16bitで出力されます。24bit Intで固定にしたい場合にはチェックを外して下さい。

というわけで,設定編でした。次回はTwitterで頂いた質問などについてまとめます。

メディアプレーヤーを何でも高音質化?ReClockの設定編」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: えるえむ

  2. ピンバック: 岡田直樹

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title="" ktai=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">