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夏のコミックマーケットに参加いたします。

めでたく夏のコミックマーケットに当選いたしまして,参加させていただくことになりました。次のコミックマーケットは2011年8月12日(金)~14日(日)に開催の予定です。

拙サークルは14日の参加となります。配置は,「東P-49a」でサークル名は「放課後オーディオタイム」です。前回の年末とは異なり,会場外以上に会場内が大変暑く(熱く)なりますので,体温調整が苦手な方,その他健康管理が苦手な方は参加を見送られることを強くお薦め致します。冷却する装備必須です。

前回は拙サークルは12:30くらいには持ち込んだ在庫数は全てはけてしまいました。今回は200部~300部で調整する予定ですので,前回のようなペースで在庫が無くなることはないように致したいと思います。
なお,当日PCオーディオガイドブックを持参された方,もしくは会場で購入された方で,サインをご希望の方は私がサークルスペースにいる限りは応じますのでおっしゃってください。不在の場合はごめんなさい。別の時間帯に再度お越し下さい。私字が綺麗ではないので,渡されたサインの品質については一切保証致しませんので,ご了承いただける方のみのサービスということでお願い致します。

さて,気になる内容ですが,Macでコンピューターオーディオをするためのガイドブックとなる予定です。100ページ~150ページくらいを予定しております。なお,私がMac初心者ということで,今回は監修をお願いすることになるかもしれません。
大まかな項目は既に出来上がっていますが,本文にまだ手を付けていないので,これから1ヶ月の間に書ききる感じになると思います。出来るのか怪しいですが…。色々と並行して進めている作業がありまして,今月は文字をひたすら書き続けることになりそうです。

今回はおまけのやる夫で学ぶシリーズまで手が回るかは相当怪しいものがありますが,その場合でも別のおまけは考えますので,お楽しみに。おまけなので貰えたらいいなくらいの感じでお願い致します。

Afplayを使ってみる その1(Macでオーディオ入門編)

さて,前回のエントリにて,Macをプレーヤーとして利用する場合のアプローチには2通りあるとご説明しました。今回はそのうちのひとつ,ビットパーフェクトを徹底させるためのアプローチについて見ていきましょう。

まず,Mac OSのCoreAudioの場合,ビットパーフェクトを達成するのは比較的容易です。そもそも思想がASIOと殆ど変わらないといわれているくらいで,特に何も設定をしなくともビットパーフェクトは簡単に実現します。
ただし,これは特定のbit数,サンプリングレートの音源を連続して再生する場合に限られる,ということに注意しなければなりません。MacのAudio MIDI設定の場合,標準状態では音源に合わせて出力するbit数やサンプリングレートを変更してはくれません。
実際,標準的に使われるiTunesを一般的用法で使用する場合,Audio MIDI設定は音源によって自動的に変更されるということはありません。

これはDTM的な発想では余り違和感がない措置で,ユーザーが固定した出力方法でどんなファイルも取り扱うことで,外部との同期等々の問題を単純化し,オペレーションのミスを減らす,という意図があるのだろうと思います。例えばDAWソフトウェアの場合も,音源のフォーマットによって設定が変わるといったことなく,プロジェクトファイル毎に出力する環境を設定した上で,あらゆるファイルはその設定に沿って再生されます。
とはいえ,リスニング用途であればこういった措置はあまり嬉しいものではなく,出来れば切り替えて欲しいものです。PCオーディオがハイビットレート音源を再生するのに便利であるという側面から推進する立場もあるわけで,こうした様々な形式の音源にスムーズに対応する機能が再生用ソフトウェアには求められています。

こうした需要に加えて,Windows OSを使ったPCオーディオの流れであるところの,OSをシンプルに使う,再生プロセスを単純化する,という思想が加わることで,Mac OSにおけるシンプル再生主義は形成されています。

以上のような次第で,Macのビットパーフェクト再生系ソフトウェアの特徴としては,(1)出力フォーマットを音源に合わせて変更する機能,(2)再生するにあたってのプロセスをより短縮する機能,の2つが備わっているといって良いでしょう。

というわけで,iTunesの連携ツールとして公開されているAfplayの話をしようと思いましたが,長くなりましたので今回はこの辺で。

MacのiTunesはどこまで使えるか?(Macでオーディオ入門編)

ビットパーフェクト(バイナリ一致,Bit Transparency)な出力が可能であるMac OS版のiTunesの音はどんな塩梅でしょうか。結論としては,Windows版よりは遙かに音がよさそう(厳密な比較は難しいので出来ませんが)だけれども,もっと良い再生方法やソフトウェアはある,という感じです。まぁ,Windows版のiTunesは再生音という意味では本当に私の好みから外れた音です…。

Mac版iTunesの音質傾向としては,さわやか系でふわっとした音場感が特徴で,全体的に音に芯が無いというか,柔らかい感じなので,低域の骨格感などは感じにくい印象でした。とはいえ,このさわやかでふわっと優しい質感というのは案外ピュアーオーディオに分類される世界では得難い傾向だと思います。とにかく,くっきりはっきり,メリハリがあって,場合によってはゴリゴリしてる強烈な感じをマニアは求めがちなので,メーカーの音作りもそういう方向に行きがちです。
そういう意味では,iTunesが癒し系でのんびり聴けるということはとても良いことですし,十分ありだと思います。Macbook Airのアナログ出力にMDR-Z1000やTriple.fi10を直接接続してのリスニングでも十分音楽を楽しめるのは収穫です。

このように,Mac OSの場合,iTunesはOSと密接に連携していて,しかもそれなりの操作性,かつビットパーフェクト再生も可能と言うことで,まずビットパーフェクトの確保が最優先だったWindowsの世界とは,音質改善といっても少々趣を異にします。

具体的には,Macにおける音質改善というのは2通りのアプローチに分けられると考えて頂くのが良いでしょう。
ひとつは,CoreAudioのプロセスを省くことでマシンへの負荷を減らし,もって高音質を追求する方法です。これはWindowsの世界でもわりと似たようなアプローチが見られますね。
もうひとつが,最近のトレンドであるアップサンプリング・アップコンバージョンをする方法です。そもそもバイナリ的には一致するのが当たり前の環境であるためか,Mac OSの場合にはアップサンプリングやアップコンバージョンで積極的にバイナリを改変し,聴いてみて心地よい音の追求をするブランドが多いように思われます(もちろんそれが誤魔化しの類であるという訳ではありませんよ?)。

というわけで,Macにおけるソフトウェア選びということで,今後のエントリでは高音質化へのアプローチについて触れていってみたいと思います。私はMac初心者ですので,どうかお手柔らかにお願い致します!