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某氏宅で実験してみる

 某氏宅に某氏と遊びに行きました(曖昧すぎですがw)。やったことをメモしておきたいと思います。

○PCトランスポートの設定をいじる
 この一手間でこんなに音が違う!(ように聞こえる)

○インシュレーターの位置をいじる
 この一手間でこんなに音が違う!(ように聞こえる)

○DACとDDCのWordsyncをいじる
 この一手間でこんなに音が違う!(ように聞こえる)

○ELECOM KT-180を試してみる
 一家に10台!KT-180!

○謎のお経&聖歌CDを聴く
 すごくリアルでした。

○某デジタルアンプと某アナログアンプの比較
 もう全然。やっぱねー。某アナログアンプのほうが高域の抜けがよいというのが衝撃的でした。

○Rbマスタークロックの電源比較試聴
 やっぱ実験用安定化電源はピュア向けじゃないですね。オーディオ用途で設計されたオペアンプ電源と同列に扱ってはいけません。ぶっちゃけ実験用安定化電源でRb使うくらいなら使わない方がよかったです。

○ONKYOのフラッグシップAVプリを聴いてみる
 案外いいですね。というか予想以上によいです。すっかりピュアレベルだなぁ…。

魅惑の?怒濤の?京都旅行 そのなな

 途中間が空いてしまいましたが,京都旅行の続きです。

 jillart邸からおいとました後,ハイエンドオーディオ最新情報サイトといえばavcatといっても過言ではないほど情報が早い(たまに国内の代理店が知らないことをご存じだったりw)あのavcatの管理人さんでらっしゃる,ilaさんのお宅にお邪魔しました。
 実は,ilaさんとは割と昔からのお付き合いで,avcat立ち上げ前からオーディオ仲間だったりしますw 到着が遅くなったにもかかわらず,快く招いてくださったilaさんには,大変感謝しております。

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 ilaさんのお住まいはオーディオかお仕事か!といった形に極端に機能性あふれるライフスタイルのようで,オーディオは専用部屋でがっちり聴くという主義のようです。システム構成はこちら。いやー紹介が楽で助かります…(爆)。

 ilaさんのオーディオ部屋はさほど広くはないのですが,そこに重量級の機器がたくさん(!)あります。しかもどれも名だたる機器ばかりなので過激に反応し,セッティングが相当シビアな印象を受けました。
 一人で楽しむのを前提としている部屋ですと,どうしてもオフ会では本調子になりにくくて困りますよね。かといってオフ会を前提としたセッティングなんてやりようがありませんし…(苦笑)。

 そんなilaさんの音作りの理想は,ずばり「早い音」だそうで,印象的だったのが,「4分の曲があたかも2分で終わるかのようなスピード感が出ればそれが理想」とおっしゃっていたことでした。そのうえで,ただ早いだけではなく,ハイエンド機器が持つ特有の滋味を求めていらっしゃるようです。
 確かに,ilaさんが聴かれる音量(かなり大音量派)ですと全体のスピード感はもの凄かったですね。低域の瞬発力がSpに対する部屋の狭さを感じさせないというのも驚きました。

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 加えて,個人的な好みからすると,なぜこれを?というアクセサリーを選択されていたのですが,実際にそれを外してみるとスピード感は減退していってしまうのが印象的でした。
 逆に,ここまで一点突破型といいますか,割り切ってハイエンドオーディオを邁進されている方は少ないのではないかと思います。

 ilaさんはハイエンド機器であってもシビアに評価されていて,手放しで褒めるようなことはほとんどありません。オフ会では,システムの良い部分,いまいちな部分を把握した上で,どうしていくかということを相談し合うことを楽しみにされているようでした。

 こちらの段取りが悪くバタバタでしたが,お菓子もごちそうになり,ありがとうございました。実験も大変楽しかったです^^ こちらにおいでの際はまたお立ち寄り下さい♪
 今度はTIAS2009でお会いできそうですが,毎回イベントのたびにホテルをとってレポートされる熱意に頭が下がります…。無理をされないようお願い致しますね!

■ あまりひっぱるのもあれなので,月をまたぐ前に書いてしまいましたが,いかがでしたでしょうか。少しでも雰囲気が伝わっていればよいのですが…。
 オフ会はその方の目指す理想とアプローチを勉強させていただくのが第一だなと改めて感じた次第です。訪問を快く引き受けてくださった皆様,大変ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

魅惑の?怒濤の?京都旅行 そのろく

 jillartさんから以下のようなご返答をいただいてしまいました(笑)。

>  えるえむさん、多分に気を使ってくださっているようですね。(^^;
> マルチチャンネルソフトをリアスピーカーの後ろで聴く快感、これは自分だけの密かな楽しみだったのですが、短時間で見抜かれてしまいました。(爆)
> ホールトーンがよく混じりあった柔らかな雰囲気があり、2階席で聴いているような全体を掌握できる安心感が出ます。たいへんリラックスして聴くことができますので、クラッシックはその位置で聴いていることが多いのですね。

 このマルチチャンネルを俯瞰で聴くというのは新しい鑑賞スタイルとしてとても興味深いですね。マルチチャンネルはX-01とLX91からアナログ出しでプリアンプであるオルフェウスに入れ,DACはプレーヤー内蔵のものを使ってらっしゃるそうです。パワーアンプとしてフロント・リア共にSharpのデジタルアンプという構成でした(よね?)。

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>  これは、リスニングポジションで聴くと直接音が多すぎになるという部屋の狭さも要因となっているので、広い部屋で聴けばまた違う印象になるのかもしれません。

 リスポジで聴く場合に,センターチャンネルの直接音と一時反射の音のバランスの関係でやや圧迫感がある場面があるのも,音数が少ないものでは力強さに繋がる部分があり,非常にバランシングが難しいとはおもいます。
 まぁ,既に帯域コントロールに挑戦されていますし(大変おもしろそうな機材ですね!),来月には色々とグッズ(笑)も到着するとおもいますので,それを待ってから調整されるとよいかもしれませんね。現状私が思いつくのは,やはり一時反射点を吸音するという方法でしょうか。吸音材のお勧めはサウンドスフィアボードです。多くはいらないとおもいますので,少量からいかがでしょうか。

▼PCオーディオ関係

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 以前のjillartさんのBLOGから拝読している身としてはおなじみな電源部。こちらのスイッチング電源はLavryEngineeringの一部製品が同じシリーズを採用していますね。個人的には電磁波対策も是非ご検討いただきたいところです。

 最近はCDから直接読み取りするのではなく,いったんデータを保存してから再生するほうが好ましいとのこと。保存してから再生するほうが聴感上のS/Nが向上し,細やかな音が出て落ち着いたトーンになったように感じられました。反面音のテクスチャーがやや一本調子になりやすいので,そこをどのように調整するが勝負ではないかと思います。このあたりはインシュレーターやケーブルでも調整可能な領域かなと思いますので,色々と試されるとよいのではないでしょうか。

 あ,視聴時には液晶を消されると音よくなりますよ。だまされたと思って是非。あとPDPも是非アイソレーショントランスを(爆)。

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 やはりクロックの分配機はG-03Xで落ち着かれたようです。クロックは本当に不思議なものですね。わかっているようでわからないことだらけです。なかなかモデル論だけで片付かないところが歯がゆいですが…。

▼最後に
 jillart邸ではあこがれのTemptationを聴かせていただくことが出来,またマルチチャンネル再生の新しい楽しみ方を教えていただけて,とても勉強になりました。そしてなにより,非常に高い次元で音楽と生活の調和が取れていることにとても感動しました。実はインテリアとか興味があるので,色々と拝見したかったのですが…w
 今回,部屋のドアを開けっ放しで試聴させていただいたのですが,専用オーディオルームはドアを閉めて試聴するという,ある種家庭に対して閉鎖的な趣味になりがちな点が解消され,自然に家全体に音楽が溶け込んでいるご様子でした。
 いや?素晴らしいライフスタイルだなぁ…。ご家族に申し訳なさを感じながら恐る恐るオーディオを楽しませていただくというのは悲しいものがありますからね。

 というわけで,突然の申し出にもかかわらず快くお招きいただき大変ありがとうございました。奥様にも色々とお気遣いいただき,大変お世話になりました。関東にお越しの際には是非コーディネートさせていただきますので,ご一報ください^^

■ お次は…avcatの管理人さんでいらっしゃるila邸です!

魅惑の?怒濤の?京都旅行 そのご

 jillart邸訪問記の続きです。

▼まずはステレオ2chのシステムを聴かせていただきました。

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 DynaudioのEvidence Temptationといえば,デザインが個人的にもの凄くツボでして,個人的にいつかは買いたいSpのかなり上位にあるランクインしています。そんなSpが個人宅で聴けるチャンスというのは滅多にないわけでして,こうして目にするだけでかなり嬉しいですね。

 jillart邸のシステムは,PCオーディオならではの情報量の多さを基礎に,音の堅い部分と柔らかい部分が絶妙に混じり合っており,オーディオの基礎体力が大変高い音がするシステムであるように感じられました。
 オーディオ用の部屋も床や壁を強化されていて,リスニングポジションやや後ろが吹き抜けのようになっています。左右の壁の反射からか残響成分がやや多めですが,全体のバランスがきちんととられているので,室内楽やJazzトリオなどの小編成ものを中心に,非常にノリ良く聴くことが出来ました。
 低域が予想以上に下までしっかり再生されており,jillart邸でのヘルゲリエントリオのHello Trollのかっこよさに驚きです!華麗で,クールで,かっこいい!
 残響成分多めで美音に振るのはわりと簡単だとおもうのですが,歯切れの良さと両立させるのはかなり難しいように思います。Sharpのデジアンの活躍もあるのでしょうね。
 クラシック曲もいくつか聴かせていただきましたが,音楽の躍動感といいますか,聴いていて飽きない情緒豊かなサウンドが印象的でした。

▼マルチチャンネルシステムを聴かせていただきました。

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 え?Sapphireがリア??

 まぁ,Temptationを聴いてしまうとそうなのかもしれませんが…。もの凄い物量です。ノルウェーL2のものなど,本気を出したマルチチャンネルというのを初めて聴かせていただいたのですが,一番驚かされたのはマルチチャンネルってベストポジション以外でも普通に鑑賞できる!ということですw
 実のところ,ITU勧告とかを見ているともの凄く試聴位置にシビアな印象があり,微動だに出来ないのかと思っていたのですが,全然そんなことはなくて,Spのサークル内にいなくても十分音楽鑑賞が出来ます。むしろ俯瞰するような感じでむしろ通常のステレオ再生より好きな人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 マルチチャンネルの音場表現は実際ステレオ2chより容易にハイレベルに到達するようで,リスポジで試聴した際の空間表現はかなり秀逸でした。違和感なく空間を取り込んだような音がします。高さ方向の表現もステレオより容易なようです。うーむ。これはクラシックを聴かれる方は4chでよいのでマルチchを…という話になるのも納得です。
 反面,ソフト側にマルチchのスペックを生かし切れていないものが多いのが残念ですね。わざとらしくリアを鳴らすマルチch再生は興ざめです。マルチchの収録は非常に難しいと思いますので,プロの皆さんには是非がんばっていただきたいと思います。

■ もうちょっとjillart邸の話が続きます。

魅惑の?怒濤の?京都旅行 そのよん

 色々とtardさんお勧めのお店や名跡も回りたく大変名残惜しかったものの,次の訪問地へ。

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 いよいよやってきましたjillart邸!急遽お願いしたにもかかわらず,大変快く引き受けていただき,ありがとうございました^^

 素晴らしい欧風建築のお住まいで,壁コンセントの真鍮プレートがここまで似合う家も珍しいと一同驚嘆しておりましたが(変な感心の仕方…),個人的に素晴らしいと思ったのは,本来美観を良くするわけもないケーブル類やパーツ類が,なぜか統一感があるといいますか,インテリア的に違和感がないことでした。内部丸裸のリッピングマシンもむしろこれはこれでかっこいい!という(笑)。

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 大変おいしいお弁当も用意していただき恐縮するなか,ブロガーならではの共通の話題や,文字として表現することの難しさなど,色々と盛り上がりました。
 が,ずっと雑談するわけにも参りませんので,落ち着いたところで早速試聴させていただきました。

■ 続きます。