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不細工っていわれるけれど

 私は相変わらずAyre K-1xが大好きのようです。オーディオシステム解体してどれか一つだけ残して,って言われたらK-1xかな…。

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 デジタルカメラで遊んでいると,自分のお気に入りのもの,お気に入りでないものがはっきりしてくる気がします。愛情があるものはより愛情深く。
 あ,構図が悪いとかISO感度が高すぎてノイジーだとか言わないでくださいね…。まだまだカメラにもてあそばれている最中です;;

K-1x電源部で遊ぶ

 今日はAyre K-1xの電源部の設置場所を移動させて遊んでみました。今までの場所ですと,新たな機器を置く場所がどうかんがえても無いという結論に達したためです。
 もともとノイズ源や振動にものすごく弱い電源部ですので,外部からの振動を極力抑えつつ,うまく振動を逃がしてやる必要があります。Ayreは筐体を押さえつけても良い変化が得られないことが多く,これまでも数々のアクセサリーをうっちゃってきた手強い相手です。

 というわけで,まずは土台から。今回は,部屋に適当に転がっていた黒御影石を使用します。
 黒御影石は硬度が高く質量比も高く,若かった頃には期待して購入したわけですが,実際の所は,固有の響きが相当耳につきやすく,とても難しい素材だと感じています。一般的には,軟質系の物を組み合わせるか,振動を減衰しやすい物を組み合わせて,うまく固有の響きを抑える必要がありそうです。

 そこで,まずはkimukouさんにいただいたMytleブロック。高域よりの帯域バランスであっけなくアウト。解像度低すぎ(あくまで拙宅で黒御影石と組み合わせた場合ですよ?)。
 次に,花梨ブロック。こちらは解像度は悪くないのですが,どうも設置がしにくい。電源部の底面はネジがでていたりして意外とでこぼこしていて,やや大きめのインシュですと,ガタを取るのが難しいようです。脚を避けて3点支持だと,ちょっと好みと違ってアウト。
 お次は,穴織CFRP。メインマシンにも使っていますが,御影石との相性は割と良いようです。御影石の平面が微妙にでていないのか,はたまた電源部の平面がでていないのか(多分こちら),4点支持にするのが大変でしたが,なんとか脚部の下に挟む形をとりました。

 うーん。決定打に欠けますね…。

 ふとひらめいて,某氏からお借りしているRELAXA FEETを使い,MDFをボード代わりにして浮かせてみることに。
 こちらもまたおもしろい効果ですね。ボーカル音像の浮かび上がり方と低域の質感ががらっと変化します。ピンポイント定位・ごりっと重い低域が欲しい方は接地させて振動対策したほうがよいかな?と思うような変化でした。

 明日も引き続き遊んでみます。

K-1x紹介

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▼PROFILE:
アメリカのオーディオメーカーAyre社の現時点でのフラッグシッププリアンプです(今年中に上位モデルが出る模様)。

▼音質傾向について :
 縦横方向も奥行きも広大な音場を形成し、なおかつピンポイントな定位を実現するのが特徴のプリアンプです。

○音色
 温度感を高めるタイプではないので,どちらかといえば客観的な再生音になると思います。エネルギー感を出すのが苦手ということではなく冷静な表現形式であるということでしょうか。
 したがって,クールな表現ばかりというわけではありません。電源ケーブルの選択等で容易にキャラクターが変わるタイプです(つまり電源環境にシビア)。音場や音像はわりと個性もあるのかもしれないとは思いますが,ネットでK-1xの音質評価について結構ブレがあるのは,そのキャラクターの薄さ故かもしれません。

○音場・音像
 3次元的な定位と澄み渡った空間描写に関してはかなり強力な能力を持っていると思います。もっとも,インターコネクトケーブル次第で音の実体のニュアンスも空間描写もかなり変化してきますので、ケーブルの吟味には時間がかかるのではないかと思います(もしくは莫大な資金が(笑))。
 音場系アンプですので,音像の振る舞いから音場を描くタイプではなく,音場の有りようを描くことで音像を際だたせるタイプです。ポン置きで濃い音像やエネルギッシュさが表現されるわけではないので,組み合わせ等で方向付けてやる必要があるでしょう。

○フルバランス構成アンプ
 現在フルバランスで接続していますが、やはりバランス接続の方がいいようです。厳密に同じ銘柄のケーブルで比較試聴したわけではないので,あくまで印象に過ぎませんが…。まぁ、RCAで接続すると位相が反転してしまうという徹底したバランス至上主義の設計なので、実際問題として不便ですよね。
 もっとも,音の傾向としてはRCAであってもXLRであっても、ケーブルの質にかなり左右されるところがあるようなので、話が益々ややこしくなっています…。

○電源部別筐体
 電源部別筐体にした理由は,特にフォノイコを内蔵することも出来る構成だったこともあり,ノイズ源が同一筐体にあることを嫌ったためだそうです。
 その割に電源部は非常に環境に左右されやすく,ケーブルのみならずセッティングに至る面でも,相当シビアです。設計者のチャールズ・ハンセン氏も「F1マシンのようなものだ」というほど,繊細な仕上がりになっています。
 しかも,DCケーブルが曲者で,他のケーブルに接触しようものなら,すぐに音場が濁って抑制的な表現しかできなくなってしまいます。DCケーブルは今まで使用している機器のケーブルで最も弱いようで,今でも扱いに困っている部分の一つです。
 さらに,寝起きの悪いアンプのようで、一度電源を落としてしまうと起きるまで48時間ほどかかるそうです。実際、通電して2日目になって急に定位が向上して音の粒子が空間に満ちてきます。音場の見通しも悪く,かなり濁ったような音になるので,電源はなるべく切らないようにしましょう(そもそも電源スイッチがありません)。

▼それ以外のコメント :
 ClasseのCAM-200を買ったときに,Classeのプリアンプも組み合わせ例として試聴したのですが、私には純正の組み合わせは大人しすぎました。クラシックを愛好されている方には純正組み合わせもお薦めできますが、私は雑食ですので…。そこで予算を遙かに超えるにもかかわらず後学のためにと接続していただいたのがK-1xです。やはりすごすぎました…。もう心はK-1xに(笑)。
 現在は代理店もステラボックスからAXISSに変わり,高価格帯にもかかわらず他ブランドのトップエンドモデルとの比較に耐えうるハイCPのプリアンプとして紹介できるようになりました。