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新スピーカーはこんな感じ その1

オーディオファンの方はお待ちかねだったのではないでしょうか。新スピーカーの件です。

メインシステムが最近復活したばかりで暫くブランクもありましたし,まだ完全に元に戻ったというわけでもないので,主観的な音質評価は後日させていただくことにして,まずは測定結果からご覧頂きましょう。スピーカーの外観も後日掲載しますね。構成は3Way4ユニットで,クロスオーバーネットワークが入っている普通のトールボーイスピーカーです。

▼音圧周波数特性(軸上1m)

緑の実線が3本ありますが,100Hzを見て頂いた時に,一番下にある実線がポートからの音です。真ん中がユニットから出る音になります(ウーファーとそれ以外のユニットとでそれぞれ別に測定し合成)。つまり,都合3回測定しているということになります。この測定では全てインパルス応答を測定しています。
これらを合成したのが一番上の実線です。おおよそ5dB以内に50Hzから30kHzまでが収まっていることが判ります。

▼音圧周波数特性(0度~90度)

こちらのデータは指向性をみるためのデータです。上から順番に0度,15度,30度,45度,60度,75度,90度となります。10kHzくらいから徐々に差が顕著になっていき,15kHzくらいでは60度で15dB位減衰していることが判りますね。また,20kHzでも,15度までは殆ど減衰しないこともわかります。
この測定はインパルス応答を用いて測定します。その際,インパルス応答の最初5msだけを使用することによって部屋の反射の影響から逃れています。
反面,この測定方法には欠点もあり,200Hz以下の低音は測定することができません(この点で軸上の音圧周波数特性のデータと違いがあります)。なぜなら,200Hz以下の波長は5msでは短すぎて測れないためです。従って,このデータの200Hz以下の値は一切参考になさらないでください。もっとも,低い周波数の帯域になる程,指向性に乏しくなっていきますから,実際には余り問題とする必要はありません。

『やる夫で学ぶスピーカー測定 Vol.1』リリースしました。

大変お待たせ致しました。『やる夫で学ぶスピーカー測定 Vo.1』をリリースいたしました。サポートページよりダウンロードしてお使いください。インターネット接続環境がないと正しく表示されないことがございます。

パスワード付きZIPファイルとなりますので,コミックマーケット79にてお配りしたペーパー記載のパスワードをご入力の上解凍してご利用ください。

その他,ご不明な点がありましたら,ご連絡ください。

気が早いですが,次の話

さて,暫くPCオーディオ分野に重点的に取り組んで参りましたが,一応のまとめも出来たところで,そろそろ違う話題もしていこうと思っています。同じ話題ばかりでは飽きてしまいますし。

特に,来年はスピーカーに重点を置いた話が出来ればなぁと。結局半年くらいメインスピーカーのない状態のまま来てしまいましたね(笑)。Wilson AudioのSystem5.1を処分してからどうなっとるんじゃーという方もいらっしゃるんじゃないかと思いますので…。

コミックマーケット限定無料配布データ(データアクセス用パスワードのみ配布)ではその一端をお見せできるようがんばりたいと思います。おまけなので,『PCオーディオガイドブック』レベルのものは期待しないでくださいね(汗)。

モニターサウンドの誤解

 何度か書いてますが,再びw

 たぶんオーディオ評論家諸氏の言い回しのせいだとおもうのですが,オーディオマニアは結構な割合でモニターサウンドを無機質でつまらない音だと誤解しているような気がします。特に,スピーカーの個性が強い物を使っている方にありがちなような…。
 おそらく,オーディオ雑誌で「癖のないモニターサウンドで?」といった言い回しを何度も何度も読まされているうちに思い込んでしまったのではないでしょうか。私もそうでした。

 ただ,実際にマスタリングスタジオの音を聞いたわけではないにせよ(縁があれば聴ける日も来ることでしょう),エンジニアさん方の自宅の音などを聴かせて頂いたり,A&Vフェスタでビクターエンタテイメントの音を聴かせて頂いたりする限り,エンジニアさんたちの好む音というのはオーディオファンが好む音とは全然違っているように思えてなりません。ある意味,オーディオファンからすれば癖のあるサウンドではないかと思います。濃いっていうんですかね?

 たとえば,マスタリングスタジオの現場では大抵STUDERのA730が置いてあります。これでないと正しい音が出ないとさえいうサウンドエンジニアさんもいらっしゃいます。
 しかし,ピュアオーディオの世界ではA730を使っていらっしゃる方はごくごく少数派ですよね。それに,A730が無機質なモニターサウンドだという評価も見たことがありません。
 逆に,サウンドエンジニアさん方の多くは,オーディオファンが好む音を過剰に綺麗すぎる音だと感じているようです。

 このように,「癖のないモニターサウンド」という表現は,「癖」とはなんぞやということを解決しないかぎり誤解が誤解を生む危ない表現だと思います。だいたい,オーディオ評論家はもともとの収録現場に立ち会うわけではないのですから,モニターサウンドの意味内容はかなりあやふやじゃないでしょうか。
 ですので,オーディオ雑誌の「癖のないモニターサウンド」は,「癖のないサウンド」と読み替えるのが良いと思います。その癖の有無の判断は,あくまで評論家の好みに準じるということは言うまでもありませんね。

さよならSystem5.1

 最後はかなりいい音してました…。昨日引き渡しましたが,良い方に引き取って頂けてとても良かったです。

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 というわけで,いよいよ次期スピーカー計画に取りかかれます。実は前々から取りかかってはいるんですが,より実現に向けて進むという感じでしょうか。

 暫くはサブとポータブルで楽しみたいと思っています。その前に,お別れした機器のまとめとかしておくかな?。G25U,G03Xあたりは全くコメントしてませんしね。二つとも良い機器でした…。System5.1についてもかなり印象が変わっていったので,こちらもまとめてみたいと思っています。