Tao邸訪問記(その4);SoundDesign SD-05

closeこの記事は 9 年 10 ヶ月 20 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

▼SD-05(+改造済MS-1)
○こちらもオーディオ的なクオリティは高い
 この小さな筐体で,ここまでスピード感のある音が出るとは思いませんでした。音場も十分広く,スケール感はかなりでます。くっきりはっきりして曖昧な部分が無く,有と無の描き分けが明快です。50万のインテグレーテッドアンプとしては非常に良くできた音作りだとおもいます。さらっとしていてすっきりした音が好きな方は,この音を聴くとびっくりしてしまうでしょうね。
 吉田苑の音作りのファンの方のなかには,イチコロでやられてしまう方もいらっしゃることでしょう(爆)。わかりやすい,いい音です。

○音色は正統派(?)SONYサウンド
 数秒聴いて感じたことは,「ああこれは往年のSONYサウンドの進化形だなー」ということです。それくらいSD-05にはSONYらしい音作りを感じますね。SD-05は,往年のSONYサウンドが大好きな方にも,お勧めできる音だとおもいます。

 私は幸運にもSONYのDR1純正コンビも某氏宅で聴いたことがあるわけですが,DR1コンビのほうが音の方向性としては成熟していて,いわゆるSONYらしい音から離れていっている様にすら思われました。いい意味での力みの無さをDR1コンビニは感じます。dCSのスカルラッティシリーズと非常に似た音がするという点においても,DR1は今までのSONYの路線とは違う段階に入ったように思われてなりません。

 ここではMS-1の音も当然乗っているとはおもいますが,まぁ,なにぶんサウンドデザイン純正組み合わせですから,サウンドデザインの目指す音とはかくあるべしということだとおもいますので,思った通りに書いておきます。

▼サウンドデザインシステム
○実売160万のシステムとしては驚異的な面も
 やはりネットでのいろいろな話題が頭をよぎるわけでして,あらゆる意味で興味深く聴かせていただいたわけですが,予想以上にハイクオリティな再生音でした。なんというか,あまりオーディオ的な意味合いで性能を語る必要はないスピーカーです。良くできています。非常に高性能です。
 おそらく,若い世代のオーディオ好きにはかなり受けるとおもいます。密かに,アニソン・J-POP系を良く聴かれていて,クリアで透明な女性ボーカルを聴きたいとお考えの方なんかにあいそうな音じゃないかなーと。

○好き嫌いはかなりはっきり出そう…
 ただ,個人的には,聴いて気分がすっきりしたとか,陶酔できたとか,感動したとか,そういう感じではありませんでした。どうにもエモーショナルな部分が喚起されないんですよねぇ…。

 こうしたエモーショナルな部分を刺激しない音というのは,それこそ善し悪しなので,評価が分かれるのも当然だとおもいます。
 私のように音楽に陶酔したいタイプの人間は,音楽の方から誘ってくれないと困ります(爆)。私にとっては,それを邪魔するのがオーディオ的なクオリティの低さなわけで,そうした障害を乗り越えて,私と音楽ははじめて向き合うことが出来るわけですね。我ながら困ったものですが。

 もしかしたら,音楽の原体験のようなものを追いかけている人が,オーディオで試行錯誤する人たちなのかもしれませんね。私も,学校に海外の某有名オーケストラが来たときの感動に通じる物を求めてオーディオやっているようなところもありますし…。
 よく,オーディオマニアはオーディオそのものが目的となっているなんて揶揄を目にしますが,好きでやってるわけじゃないんです。むしろ悲惨で必死ですw

 書いていて自分でちょっと発見したので,このあたりはまた別エントリで考えてみることにしましょう。というわけで,次回へw(長すぎ?)

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