– The Edge of Eternity – 終了によせて

closeこの記事は 9 年 10 ヶ月 14 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 当サイトをごらんの方の中には,個人的にBLOGやサイトをやってらっしゃる方もいらっしゃることと思います。どうやら,当方からリンクさせていただいて,日々更新を楽しみにしていたhyroさんのBLOGが閉鎖するようです。というわけで,閉鎖にむけて,hyroさんのBLOGがいかにエキサイティングであったかということを語ってみたいと思います。

 皆さんは,オーディオに関する技術的考察,とくにデジタルオーディオ技術に対する考察を加えたBLOGをごらんになったことはありますか?
 技術者の方はたいていwebに何か技術的な話題について書こうという気はさらさらないことが多いようです。書いてあるとしても,それは一方通行であったり,もしくは肝心な部分が曖昧になっていたりと,技術的な議論の積み重ねをあえて避けているような印象すら持ちます。
 確かに,科学においては正解は一つかもしれませんし,技術者に誤りは許されないという意識を持っているからこそのことかもしれませんが,今までそういうことが議論されてこなかったからこそ(もしくは専門用語で煙に巻いてきたからこそ),オーディオはブラックボックス化し,ユーザーの手を離れてただただ宛もなく買い求めるだけの時代がきてしまったのではないでしょうか。

 この点,少なくとも,hyroさんのBLOGには一貫した説得力がありましたし,こうした閉塞感を打破していこうという意思が伝わってくるものでした。それは,畑違い故に内容を真に理解していない私であっても,です。事実Wadiaに対する造詣の深さは日本の誰よりも勝っているのではないかと思います。少なくとも,web上でこれほどロジカルに論じられたデジタルフィルターの見解を拝見したことはありませんでした。

 こうしたBLOGの書き手を発見したことは,私にとっては非常に貴重なことでありました。最近私が技術的背景(ないし設計思想)をきちんと持ったオーディオ機器に関心を持っているのは,まぎれもなくhyroさんの影響があると思います。
 その意味で,hyroさんには大変感謝しておりますし,出来ることならば今後も謙虚な気持ちで是非BLOGを続けていただきたかったですね…。返す返すも残念です。

 書き手の社会的責任というのは,表現をしたことによって原理的に生じる不可避なものではありますが,書いてある内容の正確性というのは,その人が相当な理由を持って真実であろうと思ったことに立脚して嘘偽りなく表現したのであれば,誰しも責任をとる必要はないと思います。読み手は厳密な正確性を求めて読んでいるわけではありません。(知的)興奮を得るために,何かしらヒントを得るために読んでいるのです。

 hyroさんがいつの日かまたふとBLOGを再開されるのを楽しみにしております。

※ 最低限,記事を保存する時間的猶予をくださいw あと気が向いたら拙宅に遊びにいらしてくださいね^^

※追記2 とりあえず書いたので消しませんけど,ちょっとはしごを外された気分です(涙)。もう少し落ち着きましょうw>hyroさん

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