TOSリンクケーブル再考

closeこの記事は 7 年 3 ヶ月 2 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/opto/document/databook/1184320_1044.html

 TOSリンクといえば,東芝のTOS(TOSHIBAの先頭3文字)であるということは,ちょっとした役に立たない雑学としてご存じな方も多いと思いますが,東芝が念頭に置いているTOSリンクケーブルについて,よくわかるPDFがありましたので,ご紹介します。

http://www.semicon.toshiba.co.jp/docs/catalog/ja/14365D1AD-04_catalog.pdf

 TOSリンクはお手軽な民生用規格ですので,基本的にはプラスティックファイバーを念頭に置いているようですね。
 ここで注目すべきは,光の波長としてはTOSリンクは650μmのものを使うわけですが,光ファイバにおける正義が伝送損失の少なさであるとすれば,P.38で掲げられている図4.2.8によると,石英ファイバを用いたケーブルが650μmにおいても最も損失が少ないことがわかります。
 特に興味深いのは,650μmに最適化されているわけではない石英ファイバケーブルですら,プラスチック製の650μmに最適化されたファイバより優れているという点ですね。

 逆に考えると,オーディオケーブルのなかでは比較的珍しいことですが,光ケーブルの場合,ケーブルの音質に関係するとおぼしき諸要素のうち,かなりの部分を伝送損失にウエイトを置いて大丈夫そうですから,測定で性能の優劣も比較可能かもしれません。
 TOSリンクケーブルを作るメーカーさんは,是非とも伝送損失の値を具体的に明記していただきたいですね^^

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