USTイヤフォン

closeこの記事は 10 年 7 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 まみそさんにUSTイヤフォンとMuseACケーブルを送っていただいたので,聴いてみました。まずはイヤフォンから。

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○特徴を活かすにはまず静かな部屋で聴くこと!
 音場感に特徴があるイヤフォンなので,静かな部屋でないと意味がありません。電車の中,飲食店の中では,洒落にならないくらい悲惨な音がします…(笑)。

○音場感が強烈に特徴的
音像が空間に拡散する過程をこれほど印象的に表現するイヤフォンは聴いたことがありません。音が頭から外に拡散して行くという,不思議すぎる音ですね(もちろん音場の中心は頭の中心ですが)。

○解像度
解像度の評価がものすごい難しいイヤフォンですが,出せる帯域の解像度感は素晴らしいと思います。

 某所において,解像度は普通だが本来小さく聞こえるはずの音が大きく聞こえるように調整してある,という記述がありました。いやはや。その通りです。UST技術の本質は,中高域の張り出しによるバンドの音の聞き取りやすさ+余韻によるスケール感の創出の結果,おいしい部分の音が目立つっていうのが正しい気がします。

○周波数的特徴
USTってボーカル帯域よりちょっと上(音場感に影響するのは1.2kHzでしたっけ?)が絶妙に張り出している以外は意外とナローレンジなんじゃないでしょうか。特に,中低域の下の方より下の帯域は本当にすっぱり切れている気がしますね。

○ボーカル帯域より下の中域?中低域に力感はない
解像度によって力感不足をうまく補完する感じですが,骨格感がどうしても不足するのは事実。聴き応えがないかといわれるとそうでもないし,中域から高域にかけての充実感で聴かせてしまうあたり,ある意味凄すぎると思います。

○既存の美音系とは違うが美音系
音像が空間にとけ込む様が非常に華麗というか,品格あふれる感じですね。

○位相いじった系ソースがおもしろすぎ
ものすごく定位感が変化しますね。ここまで位相いじり系が露骨に感じ取れるのも興味深いです。

 ポイントは,位相なのかなーという気がしますね。UST理論は位相補正技術という側面もあるようですから…。さーて話が難しくなってきました。人間の耳には検知できないという研究論文もあるらしい「位相」ですが,プロオーディオの世界では必ず出てくる用語でもあります(もちろん,正相・逆相は基本中の基本です)。
 …引き続きACケーブルの印象を聴いて判断してみましょう。

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