Vishnu紹介

closeこの記事は 10 年 7 ヶ月 9 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

▼PROFILE:
 NORDOSTは近年日本で急速に人気が出てきているケーブルメーカーです。テフロンの圧延処理技術に定評があり,国内では特にValhallaの評価が高いですね。電源ケーブルはPSEの影響で現在は全く輸入のめどが立たない状態のようです。

▼音質傾向について:
○漂うような空間描写
 空間はKimberSelectのSPケーブル・インターコネクトほど強烈に広がるわけではないですが,広めです。音場が広がる系にもいろいろありますが,StealthのACケーブルに似て,ふわっと広がるタイプだと思います。響きの豊かさで空間に漂うような表現は,なかなか他にはないと思います。
 なお,音場はどちらかといえば奥行き方向に広がるようですが,基本的にはセンター位置を中心に広がるタイプです。

○丸みのある粒子感
 空間に広がる粒子は丸みを帯びており,かなり小さめです。粒子感のきめ細かさを感じやすいだけでなく,タッチが非常に柔らかいので,StealthのACケーブルとはまたちょっと異なる印象です。

○タッチが柔らかく,暖色系の音色
 空間系のケーブルは,どちらかといえば温度感が低く辛口な表現になることが多くなるわけですが,Vishnuがタッチが柔らかく細かい粒子による音場を構成することと関係するのか,不思議と暖色系です。これも珍しい個性ですね。
 そうしたふわっとする感じ(響きが着く感じ)が,デメリットとしてフォーカスがやや甘くなるように感じられることもあるのと,やや色っぽい方向で色が付きますので,そこに好き嫌いが出そうです。

○やや上よりの帯域バランス
 帯域バランスの重心はやや上がるように感じられます。低域がどうしても出てこないのは,バルハラ以外のNORDOSTのケーブルに共通する面なので,致し方ないですね…。バルハラになると,しっかり低域が出て,非常にフラットに感じられるようになります。

▼その他のコメント:
 独特の夢のような非現実的な艶の付け方はちょっと好き嫌いでるかもしれませんが,私は好きです(笑)。コストパフォーマンスはあまり論じたくないですが,それでも,並行輸入で400$以下ですから,かなりお買い得かつ高性能なケーブルであることは間違い有りません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です