web拍手お返事

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▼2009/03/14 09:47
 そうですね。morohideさんの御姿勢は非常にまなぶべきところが多いように思います。
 なにやら渦巻いていることが透けて見えるような方向に全力疾走の内容を公開されている方も世の中にはいらっしゃいますが,そういった内容に影響されずにできるだけファジーに朗らかに参りたいと思っております^^
 最近ちょっとリビングオーディオ(お手軽?ホームシアターもどき)ネタをやっているのも,気分転換に全くちがう話題をご提供できればと思ってのことですが,いかがでしょうか。楽しんでいただけていれば良いのですが。

▼2009/03/17 21:28
 私自身今でも素人考えの域を出ませんが,同じように考えていた時期もございました。が,どうもそう簡単な話ではないようです。

 特に,SRC(サンプリングレートコンバータ)の存在が,バッファのメリットを大きく損なっているようでして,バッファを内蔵してもジッターが限りなくゼロに近づかないのは,SRCが動作する上で単位時間あたりのデータ量からビット深度とサンプリングレートを判断するにあたって上流のデジタル信号と実装上同期に類似した構成を取らざるを得ないという事情があるからのようです。
 SRCのデメリットを理解していたのだろうとおもいますが,SOULNOTEのDACは44.1kHz専用設計でしたよね。これは枠組みとしては理に適っているとおもいます。
 ただ,これでもトラポで若干音が変化するようで,このあたりはグラウンドループが問題となっていることを予感させるものですが,私はdc1.0を持っておりませんので,詳細はお持ちの方のサイト等をご覧頂ければと思います。

 話を元に戻しますと,I2Sで必要なクロックのタイミングをどのようにとるのかということは各DACの構成によるとおもいますので,何とも言えません。申し訳ありませんが私はこの点について詳しくないのです…(今後勉強したい点でもあります)。
 加えて,DAC64はFPGAを使っているうえにこれが技術的にどういう動作をするのかイマイチ説明していないようなので,さらになんともいえません(ちょっとだけ『無線と実験』で解説されていたような?)。
 ただし,聴感上はデジタルケーブルでかなり音が変わってしまいましたので,「バッファすればOK」という見解は今思えばやや大ざっぱだったかと反省しております。まぁ,私の場合はDAC64の音に惚れ込んで買いましたので,当時はバッファについて,よく分からないけど音が変わる機能くらいの位置づけだったように思います(笑)。

web拍手お返事」への3件のフィードバック

  1. ヒューストン

    DACに使われているLSIは現在はほとんどTIの製品だろうと思われますが、そのデータシートを読んでみますと、すべてのクロックは整合性をもって同期させている、とされており、したがって、受け入れ信号がどのようなフォーマットであれ、そのクロックジッターの影響がDACのアナログ部分に及ぶと考えられます。(この影響を逃れる唯一の方法がUSBのasynchronousなのでしょう)
    つまり、音楽データのストレージされている場所のクロックがマスターとなり、DACまでスレーブで一連の動きをするということです。
    HDDもUSBメモリーもCDドライブも独自のクロックを実装していますので、その揺らぎ加減で、バイナリは同じでも再生音が違ってくるということですね。
    もちろん電磁ノイズなどの影響もジッターを増大させているわけですが、まったく同じコンピューターを使っていて、なぜデータの置き場所で音が違うかというのは、以上が主な原因なのではないでしょうか。

    今もってわからないのは、RAMディスクに作ったWAVをいったんHDDに記憶させると再びRAMディスクに戻しても音質が劣ってしまうこと、これはどう考えてもオカルトっぽい話ですが、事実ですから、よく調べれば原因を推定できると思って検討してますが。

    返信
  2. えるえむ

    ヒューストンさん,コメントありがとうございます^^
    ほとんどTIかどうかはわかりませんが,少なくとも自社でDAC用チップを製造しているメーカーは数えるほどしかありませんね。

    すべてのクロックというのは,外部から入力される信号すべてのクロックということだとおもいますので,特にピュアオーディオ用DACチップであれば,基本的にはS/PDIF由来のI2S信号になるのではないかとおもっておりましたが,個別のDACチップのデータシートは読んでおりませんので誤りがあるかもしれません(汗)。

    PCの場合,S/PDIFとなったその時のクロックジッターが問題となるのが基本だとおもいます。となると,HDDやCDドライブのクロックも議論の筋道としては結局S/PDIFに影響するか考えた(帰納法的にどのようにS/PDIFに影響するかを考える)ほうがよいように思いますが,いかがでしょうか。

    PCオーディオは今もって不可思議な話がたくさんありますね。
    最近はSSDもありますから,揮発性メモリと不揮発性メモリの聴感上の違いも検証してみるとおもしろいと思います。

    そういえば,マニアックなリッピング条件の話を書いていませんでしたね。近日エントリとして公開したいと思います。

    返信
  3. ヒューストン

    えるえむさん

    ご丁寧なお返事、ありがとうございました。
    DAC用のLSIの種類が少なくなってきているのは事実ですが、ほとんどのDACがTIを使っているというのはちょっと言いすぎでしたね。
    国産では三洋のLC89057や旭化成のAK4382Aなんてのもありましたが、はたして今やどの程度使われているんでしょうか。

    さて、ご指摘のとおり、S/PDIFへどう影響するかということですが、S/PDIFにしてもシリアル方式ですから、USB伝送と同様にデータとクロックが一緒になっています。
    具体的には先頭の4Bitが同期用の信号になっており、これから送り手(マスター)のクロックを読み取って受け側(スレーブ)が同期してデジタル信号を解読してゆくわけです。
    問題はオーディオ信号伝送の時に同期がどうなるかですが、マスターに同期したスレーブ側では、同期したBCKに基づいてMCKが生成されて内部処理が行われ、オーディオデータですから途切れなく連続していますから、そのMCKでまた伝送用のクロックが生成されて後段に送られてゆくことになり、バッファーが介入したとしても、マスターから受け継いだクロックの揺らぎの影響はそのまま後段へも引き継がれてゆくのではないでしょうか。
    つまり、PCだけの自走の場合はWCKもBCKも独自の水晶発信器からのMCKを分周して生成されますが、オーディオデータの再生の場合は、データの保存場所が保有する水晶発信器へPLLで同期したBCKを基にしてPC本体のMCKが作られるということだろうと思っています。(外部からすべての機器にWCKを入力して同期させた場合は違う話となりますが。)

    ただし、このようなクロックジッターの影響が聴感上に影響を及ぼすかは、実はまたまた議論の種でして、私などは影響があると思っているのですが、発表されている論文などでは、影響は測定できるが、人間の耳では聞いてもわからない程度のもの、とされていて、データ的に裏づけられてはいません。

    したがって、もうひとつ考えていることがあって、そっちのほうが本命なのかも知れません。 というのは、PC内部でのデータ処理の物理的なプロセスによって、電磁ノイズなどの影響が異なってジッターが変化するという仮説です。
    最近のPCはUSB2.0やらu-SATAなどの使用でジッターの影響を極力抑えなくてはデータのエラーが出るようになってきたとの記事があります。
    そのせいか、私の保有するPCでは古いものより最新の高速マシンのほうが音質は良いのです。 もちろん特別な電磁ノイズ対策は一切行っていない状態での話ですので、どんなものかわかりませんが、従来言われてきた低速マシンのほうが音質は良い、ということも考え直す必要があるのかもしれません。

    以上、あれこれと長文駄文で失礼しましたが、机上の空論と読み飛ばしてください。

    EACがXPのSP3では動かなくなって困っているので、みなさんどうしているのかも気がかりで、リッピングのまとめもすごく興味があって期待しています。
    今後とも、よろしくお願いいたします。

    返信

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