Windows7+WASAPIの音を試してみる。

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 先日,64bit版Windows7+ASIOの音を試して好印象だったわけですが,じゃあ64bit版Windows7+WASAPIの音はどうでしょう?ということで,早速試聴してみました。ケース入れ替え後に比較したものとなります。

▼WASAPIって?
 WASAPIって初めて聞いたよ?という方は下記のBLOG・サイトをご参照ください。
http://turedure4410.blog32.fc2.com/blog-entry-388.html
http://amamiya1980.blog93.fc2.com/blog-entry-4.html

 PCのチューニングとジッターとの関係について少し補足しておきますと,基本的にバイナリとしてのデータが同一で音が変わるのであれば,それはジッターの様相が変化するからであろうというのが拙サイトの基本的な立場ですが,かといって,低クロック,低消費電力動作が必ずしもジッター値を下げると断定することはできません。実験していませんからね。あくまで推論です。
 実験をして再現性があることを確かめていない判断というのは,すべて主観的で誤りが含まれている可能性があります。もしかしたら,私はジッター値の高い音が好きなのかもしれませんし(爆)。

▼試聴環境
前回の試聴環境をベース
○foobar2000+Out_WASAPI

▼音質傾向
 結論から申し上げると,残念ながらいまいちサブシステムに求める路線とは異なる音でした。XP+ASIOの音に悪い意味で似ているといいますか,全体的に素っ気ない,箱庭ちっくな後方展開型音場ですね。定位は良好ですが,ASIOに比べてWASAPIはややライブ気味というか,ちょっと響く感じです。遊びのない感じともいえますね。
 システム全体で判断するしかありませんので,今回は残念な結果になりましたが,Spやアンプがエネルギッシュなシステムであれば,逆にバランスがとれて良くなる印象です。音のグレードという意味では段違いというほどの差はありません。ASIOのほうが鮮度感を感じられ,音像の立体感に優れる分,私の評価は高くなってしまいますが…。

▼64bitとりあえずのまとめ
 というわけで,メインPC兼サブシステムについては,ASIOとの組み合わせで行くことにしました。WASAPIはハードを選ばないので便利ですけどね。もしかしたらASIO非対応のサウンドカード等々の評価が一変するかもしれませんし。
 総じていえることは,64bit環境でも設定次第で良くも悪くもなるという状況のようだ,ということでしょうか。基本的なスタートラインは高いと思いますが,好みに合致するかしないかは非常に繊細な問題です。
 じゃあ64bit化するために既存のPCオーディオ環境を一新するかといわれると,私にとっては現状そこまでではないですね。PCオーディオでは,ありとあらゆる音質変化の要素がありますから,それぞれの寄与度をきちんと脳に記憶させ,総合的に判断するしかないのではないでしょうか。
 なお,皆さんそれぞれノウハウをお持ちでしょうから,得意分野に応じて色々と対処法もかわってきますし,それを前提にチューニング手法も異なって当たり前だと思います。今回の私の感想も,あくまで私のサブシステム環境を前提とした話ですので,64bitが32bitより優れているとか,ASIOがWASAPIより優れているとか,客観的事実のようにお考えにならないようにお願いいたします。

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