Word Sync対応機器の評価

closeこの記事は 9 年 11 ヶ月 19 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 クロックの本格的な話をする前に,ちょっと回り道。

 外部クロック入力対応機器が最近ちらほらでていますが,個人的な経験によれば,外部クロック入力対応機器については,外部クロックなしの評価だけでなく最低限ワードシンクした状態での評価もしなければならないとおもいます。ワードシンクでそれくらい音が変わるケースがほとんどでしょう。
 あるショップが某機器(トラポとDACのセット)を評価する際に,DACをマスター,トラポをスレーブにすらしないで,ただデジタルケーブルをつなげて評価していましたが,こういうのはよほどクロックのシステムについて理解していないか,意図的にクロックを利用していなかったとしか思えません。少なくともセットで評価する場合においては,正当な評価とは言えないと思います。
 極論すれば,外部クロック入力があるということは,外部クロックをいれるのが前提(もしくはワードシンクが前提)の機器だということです。セットで評価するのであれば,最低限DACをMasterに,トラポをSlaveにして動作させて評価するべきだと思います。

 高品質のクロックをいれていない機器は,そこにコストがかけられない機器だということかもしれません。
 闇雲に高級なパーツにすれば良いという話の落とし穴は,クロックいれただけで30万増しですっていわれて買う人がいるか,そういう客層に対してアピールする製品なのか,ということが念頭にないということだとおもいます。
 原価10倍の法則(オーディオ機器のパーツ代は売価の1/10であるという法則…もちろん勝手な基準ですが市販品のパーツ価格を計算するにかなり妥当な値だとおもいますw)からすると,例えばLC-Audioの改造用クロックが3万だとすると,これをあらかじめ内蔵した機器は30万上乗せして販売しなければ在庫リスクが回避できません。

 さて,次回はクロックの恩恵ってことで音像定位について感じるところを書いておきたいと思います。

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