ZSS-1 製品版を聴く

closeこの記事は 7 年 9 ヶ月 10 日前に投稿されたものです。最近の記事内容との齟齬がある場合,リンク切れが頻発している場合がありますが,ご了承下さい。

 先日(といってもかなり前ですが),ZSS-1製品版を改めて聴く機会を得ましたので,感想を少々。画像はZigsow製品紹介ページからお借りしました。

ZSS-1_photo500.jpg

 製品版と開発版は全然音が違います(爆)。TIAS等のオーディオ関連イベントで試聴された方は,再度試聴されても良いと思います。それくらい違います。一番の違いは聴感上のS/Nの改善でしょうか。

 製品版一歩手前のバージョンですと,騒音(笑)がないというメリットと帯域バランスが通常SSDにありがちなものではないという点が目立つ感じではありました。
 これが製品版になりますと,S/Nの向上によって音像定位の正確さと,それに伴う音場再現の正確さ・音場の広さが得られるようになり,PCオーディオとして正しい進化を遂げた印象があります。
 総じて市販のSSDとは一線を画すクオリティになっており,どのソースでもその差はかなり明瞭になります。この点も,ソースによって得手不得手があった試作版とは異なりますね。

 こうした印象をもったのは何も根拠がないわけではないようで,電源部に新たにシールドを施したことが効いているようです。また,SSDそのものへの振動対策も行われており,こちらも金属製の固定金具をつかったことでさらなるシールド効果も得られているかもしれません。製品版は配線もツイストし直した箇所があるようで真っ当なノイズ対策だとおもいます。
 基本的には,全体にローノイズになったことで,LANケーブルを経由してKLIMAX DSに流れ込むノイズが減った(筐体から放射されるノイズが減少した)と解釈することになるかとおもいます。シールドのされ方からみると,ZSS-1を下,DSシリーズを上に設置するほうが良好な性能を得られるような気がします(保証はできませんがw)。

 ZSS-1は筐体も非常に凝ったものでして,2mm厚のアルミをきれいに折り曲げたシャーシは,海外製オーディオ機器にありがちなひび割れもなく,さすがにメイドインジャパンといった趣です。
 こういう細かい部分のクオリティは音への影響云々よりも所有欲をくすぐるというか,物としての魅力を高める方向で作用しますね。

 KLIMAXと並べても見劣りしない物ということで開発をされたそうで,デザインの好みはあるかもしれませんが,質感としては劣る要素はないように思います。
 オーナーからの声が多ければ,SSDの増量といったアップグレードも検討するかもしれないとのことなので,SSDが急激に低価格化している昨今では非常に遊べる製品となるかもしれません。

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