
CPx-xx16シリーズの基本的な音質傾向
【音楽的な躍動感の高さ】
中低域の躍動感があり,リズム帯が歯切れ良くそれでいて量感が増えるので,音楽的に充実する感があります。聴いていて楽しくなるような方向性ですね。
【付帯音の少ない音】
薄いものに比べて振動を減衰させる力が大きいようです。とにかくあらゆる意味で効果が強烈です。デッドすぎるとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。 女性ボーカルをやや細身にしてでもキラキラと美しく聴きたい方には向かないと思います。ClassicおよびJazzがメインの方にはお勧め。POPS系 が好きな方には,ちょっとギラッとしたエッジ感が取れすぎるかもしれません。
【音像のフォーカスの良さ】
音像のフォーカス感が高く,音の輪郭ににじみがありません。その分音像がシャープになる(というか遊びがないというか?)印象はありますが,細身になるわけではありません。高精度のクロックをいれた時の変化に近いものがあります。
【ボーカルの立体感】
これは凄いですねー。5mm版にはない魅力を一つ挙げてといわれればこの点でしょう。音が全体的に前に出てくるというのではなく,音像の奥行き感がでやす いのに,ボーカルのエネルギー感はスポイルされず,引っ込む印象もありません。音像の3次元的立体感がわかりやすくなった,とも言えると思います。 サブ で試した場合には,ボーカルがものすごく前に来ました(笑)。こういう効果もシステムによってはあるとおもいます。
【正確にはデッドというより落ち着いた音?】
このあたりの判断は難しいですが,振動による聴感上のピークは間違いなく減ります。サイズが大きくなるほど周波数特性的にはピラミッドバランスになる印象 を受けますが,個人的にはデッドなのかといわれると微妙に違う気がしています。確かに音量が若干小さめに聞こえるかもしれませんが…。
【音場感が強烈】
あまり納得いってないんですが,デッド系なアクセサリーの癖に,音場感はものすごいです…。ちょっとイメージ的には相反する要素な気もするので,不思議な 感じがしますが,音場は広いと思います。好意的に解釈すれば,「インシュレーター固有の響きをつけて音場感を演出するのではなく,振動を減衰させることで 音場が浮き立つ効果がある…。」などと評することも可能かもしれません。
CPx-xx16シリーズのその他の特徴
【異なる弾性率のプリプレグを積層したCFRP】
振動のピークが単調になるのを防ぐため(そういうイメージであって実際に科学的に検証した訳ではありません),24t,60t,80tの各弾性率を持つプ リプレグ(もちろん国産)を積層にしました。接着剤はビニル系ではなくエポキシ系を使用。 最終的な設計上の弾性率は24t繊維のみを使用した場合と比べ て数倍の弾性率を持っています(xxxGPa)。
【音質をコントロールするための表面処理】
微細な凹凸ができることを嫌ってクロス材(俗に「カーボン模様」とされる柄を織り込んだもの)を使用していません。 その他,こんなことで音が変わるのか…というところを色々と調整しています(これはノウハウなので秘密)。
【ユーザーで音質調整が可能なインシュレーター】
インシュレーター内での振動が1点に集中しないように(そういうイメージであって実際に科学的に検証した訳ではありません),各辺が割り切れない長さに なっています。 そのため,設置する方向によって音質が変化しますので,機器に応じて,部屋に応じて,Spのセッティングに応じて,組み合わせて使われる ことを推奨します。○短辺が手前の場合 フォーカス感が高まる印象。奥行き方向に音場が広がる。○長辺が手前の場合 音像の浮遊感が特徴的。横方向に音場 が広がる。
【耐荷重は1個あたり最低100kgは有ります】
測定したわけではありませんが,製造を依頼しているメーカーからは物量投入タイプのオーディオ機器でも加重に問題はないと回答を得ています。 また,スパイク受けとして使用しても割れる心配はありません。
【安定するのに10分ほどかかります。】
おいてすぐに音が劇的に変化するわけではなく,徐々に音が変化しているような気がしてなりません(苦笑)。特に最初の5分~10分は眠い音がしますので,設置位置については最低2曲ほど再生させた後にご判断ください。 最終的には一晩寝かせば大丈夫だとおもいます。
過去に作ったインシュレーター(ハイエンドタイプ)
CPI-5016S
○寸法(約)50mm×50mm×16mm厚のCFRP製インシュレーターです。
○適正加重:8kg以上/個(音質傾向上ベターと思われる重量です)
○耐荷重:100kg/個(メーカーは少なくともこの程度は問題にならないとしています)
○CPI-xx16Sシリーズのなかでは最も低重心でピラミッドバランスになるインシュレーター。市販品にはなかなかないタイプの音質傾向なので,既存の市販インシュレーターでは限界を感じている方に。
CPI-4016S
○寸法(約)40mm×40mm×16mm厚のCFRP製インシュレーターです。
○適正加重:8kg~5kg/個(音質傾向上ベターと思われる重量です)
○耐荷重:100kg/個(メーカーは少なくともこの程度は問題にならないとしています)
○CPI-5016Sと比較すると,やや重心は高めですが,その分開放感や音場の浮遊感に優れています。
CPI-3316S
○寸法(約)25mm×25mm×16mm厚のCFRP製インシュレーターです。
○適正加重:3kg未満/個(音質傾向上ベターと思われる重量です)
○耐荷重:100kg/個(メーカーは少なくともこの程度は問題にならないとしています)
○CPI-xx16Sシリーズのなかでは最も音場の浮遊感や余韻の美しさが得られるタイプです。軽量な機器が持つ空気感をスポイルすることなく,高いS/N感が得られます。
CPI-2516S
○寸法(約)25mm×25mm×16mm厚のCFRP製インシュレーターです。
○適正加重:3kg未満/個(音質傾向上ベターと思われる重量です)
○耐荷重:100kg/個(メーカーは少なくともこの程度は問題にならないとしています)
○CPI-xx16Sシリーズのなかでは最も音場の浮遊感や余韻の美しさが得られるタイプです。軽量な機器が持つ空気感をスポイルすることなく,高いS/N感が得られます。
過去に作ったインシュレーター(廉価版)
CPI-5010CS
○機器ねじ留めタイプ
○炭素繊維:オール24t繊維(国内メーカー製)
○表面処理:UD&艶無し(両面)
○形状 :円形・直径50mm・全高10mm(t),中央にM4皿ねじようのねじ切り有り
○寸法公差:±0.1mm
CPS-5010C(R)
○スパイクタイプ
○炭素繊維:オール24t繊維(国内メーカー製)
○表面処理:UD&艶無し(両面)
○形状 :円形・直径50mm・全高10mm(t),中央に90度の円錐状スパイク,スパイク部の高さ約6mm
○寸法公差:±0.1mm
CPR-5010C(R)
○スパイク受けタイプ
○炭素繊維:オール24t繊維(国内メーカー製)
○表面処理:UD&艶無し(両面)
○形状 :円形・直径50mm・10mm(t),中央に120度の円錐状皿もみ
○寸法公差:±0.1mm
○耐荷重 :メーカーによれば30kg/個は全く問題ないとのことでした。





