【引退】 ACOUSTIC REVIVE / RR-77

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▼PROFILE:
オーディオアクセサリー企画販売のAcoustic Revive(関口機械販売=プロジック)のシューマン共鳴理論にヒントを得た低周波発生装置です。シューマン共鳴波という電磁波を発生させる事により、機材自体から発生する電磁波や外部からの有害な電波などを打ち消す効果があると主張していますが,周波数が違う電磁波同士が打ち消し合うっていう理屈はあるのかはさっぱりわかりません。
細かいことはhttp://www.acoustic-revive.com/japanese/rr77/rr77_01.htmlを参照していただきたいと思いますが,そういうことはすっぱり忘れて,効果のみ享受したいと思います。

▼音質傾向:
○過度な期待は禁物
ルームチューニング材の方が大規模な効き方をしますし,過度な期待はされない方が良いとおもいますが,変わるのは変わるようです。あとはシステムの反応度次第でしょうか。ただし,万人受けする変わり方かといわれるとそうでもなく(後述),やはり人を選ぶアクセサリーではないかと思います。効果の出方も強弱があり,意味がないと言われるケースもありそうですね。

○結局アコリバサウンド
細かくみていくと下記のような感じなのですが,結局はアコリバグッズを使ったときの効果と同様の方向性です。アコースティック・リバイブって何を使っても同じような音がするのが凄いですよね。首尾一貫しすぎてて感動します。
まず,全体的に音像の存在感が向上するようです。音像の密度感が向上するとともに,音像のエッジを強調するのではなく音像全体の鮮度感が増すというか,音像全体が鮮やかになることで相対的に空間との対比がはっきりするといった方向で作用します。
次に,音場のほうは,面白い効果が得られます。端的に言ってしまえば見通しがよくなったということになるのでしょうが,電気的にS/Nが向上して濁りが取れるといった作用とは異なり,空間の混濁が減るという形で効果を発揮するようです。この空間の混濁感の改善は,リスナーに到達するまでに音の波同士が混濁することなく整理されて伝わるというイメージでしょうか。本当にイメージなので電磁波がどうしてこのような印象を与えるのかはさっぱりなのですが…。ちなみに,ACアダプター自体も電磁波をかなり出すので,微妙といえば微妙ですね…。

○設置位置により変化の仕方が変わる
設置方法によっては高域が硬くきつい印象を受けることもありそうです。設置する高さと角度を調節して,うまくバランスを取ることが必要でしょう

。▼その他のコメント:
特許申請中らしいですけど,特許とれたんですかねぇ…。特許は申請するだけじゃ意味が無くて,特許庁から特許として認められなければ全く無意味なのですが…。まぁ,オーディオ業界の場合,「特許申請中」は話半分にきいておいたほうがよさそうです。
調べてみたところ,審査請求出してないんですね。そろそろ見なし取り下げになる時期なのですが,どうするつもりなのでしょうか。

出願記事 特許 2001-061355 (平13.3.6) 出願種別(通常) 公開記事 2002-258880 (平14.9.11) 発明の名称 電波放出装置 出願人 関口機械販売株式会社  発明・考案・創作者 石黒 謙 公開・公表IPC 国際分類 第7版   G10K 15/04    302 H// A61M 21/02 国際分類 第4版   A61M 21/00    320   出願細項目記事 査定種別(査定無し)

同社の消磁器RD-3は特許をとっているのですが,明細書が一番普通に書けている気がしますね(素人目にも)。興味深いのは,回転させないので消磁が確実・簡便である,回路が単純である,均一に消磁できる,短時間にできる,といった電気的な側面を強調していて,音質改善といった点はあまり強調していない点です。