XMPlay

公式サイト:http://www.un4seen.com /xmplay.html
バイナリを一致させる方法:WASAPI排他モード,ASIO

概要

BASSライブラリを使った軽量なWASAPI,ASIO対応メディアプレーヤーであるXMPlayが結構面白いです。海外では音質も高い評価を得ているようですちょっとわかりにくいのでこちらの日本語で解説が書いてあるページをご紹介しておきます。

BASSライブラリというものは,汎用性を考慮したプラグインみたいなものですので,一定の形式に従ってメディアプレーヤーを作成すればBASSライブラリを利用して機能を拡張することができます。
XMPlayはBASSプラグインの配布元が提供しているもので,プラグインのデモのためのプレーヤーという意味合いもあります。したがって,BASS系アプリに分類されるプレーヤーソフトとWASAPIorASIOプラグインを組み合わせることでさらに楽しむこともできます。

特徴

  • 非常に軽量なのが売り
  • 外観はSkinによる変更が可能
  • mp3,wav,CD-DA,ogg,wmaなどのフォーマットに標準対応。その他flac,aac,ac3,alac,ape,ttaなどにはプラグインで対応
  • プラグイン形式でASIO,WASAPI排他モードによるビットパーフェクト再生が可能
  • WASAPI排他モードは詳細設定を変更することが出来ない
  • SRCによるアップコンバージョンが可能
  • CUEシート対応

設定

プレーヤーのダウンロードの時点からちょっと紛らわしいので説明します。

ダウンロードとインストール

まず,左メニューのBASSのところをクリックすると,BASSライブラリのデータが表示されますが,これらは直接音楽再生に使うわけではありません。http://www.un4seen.com /xmplay.htmlを開くとページ上部に以下のような部分がありますので,まずはDownloadをクリックして本体をダウンロードします。

次に,ページをスクロールさせてプラグインの箇所を表示させます。つらつらとプラグイン一覧が表示されていますので,ASIOまたはWASAPI用のプラグインをダウンロードします。

ダウンロードしたXMPlay本体を解凍します。インストーラーはありませんので,そのまま利用可能です。そのままではASIOもWASAPIも使えませんので,先ほどダウンロードしたプラグインを解凍して,xmp-asio.dll(ASIO用プラグイン)またはxmp- wasapi.dll(WASAPI用プラグイン)をxmplayと同じフォルダに入れます。

上掲のSkinsのフォルダにXMPlayに対応するスキン(外観を設定できるファイル)をいれておくと,見た目を変化させることができます。

ASIOとWASAPIの設定

【Outputの項目】

DeviceでWASAPIかASIOかその他のモードかを選ぶ必要があります。Sample Rateの周波数設定はリサンプリングの許可(Apply sample rate to ~)をしていない限り意味がありません。ビットパーフェクト設定を維持するのであればこのあたりの項目は全てチェックを外しておきましょう

バッファ量は0.100s(100ms)~3s(3000ms)まで設定可能です。再生中にも設定変更ができますがメモリ関連の設定なのでブルースクリーンで落ちやすいようです(一度落ちましたw)。

ASIOの項目ではサウンドデバイスの簡易的な設定も可能です。

WASAPIの項目で排他モードをONにしたときの画像は下掲。

興味深いのは,音楽再生中のWASAPIとASIOの切り替えにも対応している点で,比較試聴がかなりしやすいのが特徴です。

音質傾向

XMPlayはASIO動作時にはクリア系で解像度感の高い音ですが,WASAPI動作時にはASIOに比べて若干重心が低くなって低域の量感が増える傾向です。小音量時はXMPlay(ASIO)のほうが気持ちの良い爽快感のある音ですね。音量を上げるとちょっと薄く感じるかもしれません。やはりOSをいじっていない環境ではASIOよりWASAPI排他モードのほうが好きですね。音が太いですし,低域のスケール感が違う印象です。

※ この項目は ビットパーフェクト(バイナリ一致)環境での試聴ですので,音質が変化する主要因としてはソフトウェア処理によるジッターとGND経由のノイズ流入が一応 考えられます。ただし,私個人の感想ですので,客観的な音質評価とは言い難く,この点でソフトウェア作者様に問い合わせをされないようお願いいたします。